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土地の評価まで減少するかも

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おはようございます、今日は国際ホッキョクグマの日です。
旭山動物園で間近にみたのが印象に残っています。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
借金をして不動産建設をすると、相続税の課税対象額が圧縮されます。


実は建物を建設することで、その下にある土地の評価まで下がることがあります。
再び重要なのが相続税における財産評価の大原則である「不便なものが安くなる」です。


上に建物が建っている土地と更地であれば、その後の使い勝手が良いのは、更地の方です。
なにか別のものを建てようと思えばすぐに使えますし、売買でも切り分けが可能です。


そう、つまり「なにかの敷地になっている土地は、更地よりも不便」と考えられるのです。
更にその建物に賃借人が存在しているとすれば、その土地の再利用は、更に制限されます。
(賃借人は法律的にも色々と保護されているので、土地活用にも制限がある)
つまり、土地の上にマンションを建設し、そこに人が住むことで


・建物と借金の評価差額だけ、相続税の課税対象が減少する
・建物に賃借人が存在することで、土地の評価額まで下がる


こんなことが起こる可能性があるのです。
(※これまた実際には制限もあったりするので、ここに書いているのはすごく単純化したモデルです)


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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