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閲覧数順 2024年04月23日更新

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その生きづらさは発達障害グレーゾーンかも

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私事ですが、おうし座は12年に一度の大幸運期だということを年末に知り、久しぶりに星占いをあれこれ見ています。20代の頃は占い大好きだったのですが、今はあれば見る程度。でも、あちこちで大幸運期と祝福されていてちょっといい気分です。

 

その効果なのか、年明け後、私にしては人間関係が活発化しています。もともとひきこもり傾向が強くコロナ禍で拍車がかかっていたのですが、世の中の自粛がゆるんできたこともあり、少しずつですが、リアルで久しぶりに会いましょうという流れになってきました。

 

問題は、スニーカーばかり履いていたために、ヒールのパンプスが履けなくなってしまったこと。冬はブーツでいいのですが、温かくなったらどうしましょう

 

さて、私はアダルトチルドレンの生きづらさを抱えているかたへのカウンセリングをしていますが、生きづらくなる原因には、アダルトチルドレンのほかにも発達障害があります。

 

発達障害には、ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)とLD(限局性学習症)がありますが、よく話題になるのはASDとADHDで、この2つは併発していることも多いです。

 

さらに、今までは男性に多いとされていましたが、女性は特性のあらわれ方が男性とは違って目立ちにくいため見過ごされているだけで、実際はそれほど男女差はないとも言われています。

 

私自身、どちらの特性も少しずつあるグレーゾーンではないかと思っていますし、クライアントさんにもグレーゾーンかもと思われる方は珍しくありません。

 

ちなみに、一般的なASD特性としては、コミュニケーションが苦手、こだわりが強い、社会性や想像力の欠如、感覚過敏などがあげられます。たとえば、冗談が通じない、バカ正直、他人に関心がない、表情に乏しい、ルールにこだわる、過集中、共感できない、変化に弱い、マルチタスクが苦手、特に女性からよく聞くのは、雑談やガールズトークに意味を感じられず苦痛だということです。

 

また、ADHDの特性は、不注意・多動性・衝動性です。たとえば、忘れっぽい、ケアレスミスが多い、いつもバタバタしていて時間に遅れやすい、片づけが苦手、じっとしていられない、行動的、頭のなかも忙しい、つい余計なことまで言ってしまい自己嫌悪に陥る、感情のコントロールが難しい、待つことが苦手、気が散りやすい、焦りやすい、個人的には、身振り手振りが多く、話が飛びやすく迷子になりやすい、荷物が多い、社交的で寂しがりという印象があります。

 

私は、眩しい光が苦手、変化に弱い、忘れっぽい、時間ギリギリになりやすい、話が飛びやすい、興味関心が移りやすいなどが当てはまります。

 

発達障害の傾向があると、女性の場合、子どもの頃に「女の子なのに」と怒られることが多くなり、「自分はダメなんだ」と自信を失いがちです。また、発達障害は遺伝要因もあるので、親も特性がある可能性があり、そうすると子どもが求める無条件の愛情や共感を示すこと難しく、子どもの自己肯定感が育ちにくく、アダルトチルドレンになりやすくなります。

 

発達障害は先天的、アダルトチルドレンは後天的なものですが、関連は強いと思います。自信がもてず生きづらさを感じている方は、この2つを分けて考えてみること、つまり特性の問題と愛着の問題とを分けてとりくむことをお勧めします。

 

もし特性らしきものがあるなら、それは生まれつきなので自分がダメだからではありません。苦手を克服しようと頑張るのではなく、フォローのしかたを学んでフォローできたら自分をほめるように方向転換しましょう。そして、「なんとかなる」を増やして自信を高めましょう。

 

たとえば、私は今もちょっとした忘れ物が多いのですが、大勢に影響がなければよしと思えるようになり、何か忘れても自分にダメ出しをせず、「なんとなかった」と思えるようになりました。これが積み重なると、たいていのことはどうにかなると思えてきて自信になります

 

一方、アダルトチルドレンは主に親との愛着の問題です。親との関係はその後の人間関係の原型になります。トラウマを受けていることもあります。これらはケアをして学習しなおすことができます。

 

自己診断でかまわないので、もし特性に当てはまる方は、グレーゾーンだからしかたないと自分を許してあげてください。そして、対処スキルを磨くことに注力しましょう。自責を減らせるだけでも生きづらさは減っていくはずです。

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