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閲覧数順 2024年04月24日更新

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怒りや焦りが強いときは、セルフケアで落ちついて

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きょうは冷たい雨ですが、今年の11月は秋晴れで暖かい日が多い気がします。

 

さて、あなたは感情のコントロールに困ってはいませんか。

 

私はかつてとても怒りやすく、自分のために怒りについて学び、それがうまくいったので、『人はなぜ怒るのか』を出版するに至りました。(2009年)

 

怒りはべき思考からうまれるので、べき思考を修正すれば予防できるし、予防できなかった怒りはアサーションという選択肢を加えて自分で納得のいく表現法を選ぶようにすれば、恨みや自己嫌悪が減って心穏やかに過ごせるという内容です。

 

べき思考を修正するというのは、自分の考え方=受けとめ方=認知を変える認知行動療法のやり方です。私はこれでうまくいったのですが、セミナーやカウンセリングでお伝えしても反応はいまいち。たしかに、考え方を変えるって難しいですよね。

 

で、私は最近、特にコロナ禍以降、セルフケアを重要視するようになりました。

 

怒りや焦りが強い人は自分に厳しい人が多く、セルフケアが後回しになっていることが多いと感じますが、あなたはいかがですか。

 

自分に厳しい人は、自分を大切にするとか自分にやさしくする、まして自分をほめるという話をすると、「?」という顔をされます。そして私は「そうだよね、それだと苦しいよね」と思います。

 

以前の私もそうでした。私は母親からずっとだらしない怠け者だと言われほめられたことがなかった、と大人になって気づき、だから生きづらかったのだと合点がいきました。認めてもらえない自分はダメな存在だと思いこんでいたのです。

 

子どもが親に認められたいのは本能なので無理だとわかってもすぐにはあきらめられないですが、それでも少しずつ期待を手放せるようになり、その分、自分で自分をほめたり労ったりすることでささやかながら幸せを感じられるようになりました。

 

嫌なことは無理しないとか、好きなことを優先するようにするとか、そんな試行錯誤のセルフケアの時期と自己流アンガーマネジメントの時期が偶然重なってうまくいったのだと後になって気づきました。

 

つまり、当時は自覚していなかったのですが、感情のコントロールはセルフケアと同時進行するほうが効果的なのではないかと思うようになったのです。

 

それで、今マインドフルネスを学んでいますが、頭でっかちになりがちな真面目な人には身体を感じる練習はどうかとか、セルフコンパッション(自分への思いやり)や自分を俯瞰する瞑想など、カウンセリングにもセルフケアを今まで以上に取り入れていくつもりです。

 

セルフケアはすべての人に必要なこと。今は情報がたくさんあるので、どうぞ自分に合ったものをみつけて自分を大切にいたわってあげてくださいね。

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