おはようございます、今日は飲水の日です。
水資源も、これから管理が厳密になっていくのかと思います。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
動画配信もはじめました!!
税金対策を最優先した結果、相続(財産の分け方)が決められることは、珍しくありません。
それ自体悪くはありませんが、その先にいろいろと悲劇が起こった事例も多くあります。
例えば昨日もご紹介した配偶者控除。
夫が事業を起こし、株式がそれなりの価値を持ち、配偶者控除を使うために妻が相続した。
しかし妻はそれまで事業に関わったことはなく、法人の実態もなにも把握していない。
その上で「株主」という最強の立場に、唐突に就くことになった。
周囲の人間がうまくフォローしたり、人間関係がうまくいっていれば問題はないでしょう。
しかし、もし妻と社員さんの関係が微妙だったら?
親族含めたフォロー体制がうまく機能せず、株主と事業との乖離が進んでしまったら?
そういう悲劇的な事例が、残念ながら数多く発生しています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
「経営」のコラム
パターン1:社長が生活費を仕事に注ぎ込んでいた(2024/04/25 08:04)
倒産企業の特徴は大きく二分される(2024/04/24 08:04)
事業経費の節約はできても、生活費の節約は困難(2024/04/23 08:04)
みんな、自分の暮らしぶりは普通だと思っている(2024/04/22 08:04)
「自分の仕事は特殊だ」という人は少なくない(2024/04/21 08:04)
このコラムに類似したコラム
株式は正当性の担保にもつながる 高橋 昌也 - 税理士(2022/06/08 08:00)
大切なのは「後継者の正当性」 高橋 昌也 - 税理士(2022/06/07 08:00)
実際には「相続税対策」が優先されることも 高橋 昌也 - 税理士(2022/06/04 08:00)
非親族は遺産分割の対象外 高橋 昌也 - 税理士(2022/05/24 08:00)
だからこそ先代経営者の努力が必須 高橋 昌也 - 税理士(2022/05/22 08:00)