- Noriko
- YURUKUウォーク 代表取締役
- 大阪府
- 姿勢・歩き方コンサルタント
対象:イメージコンサルティング
猫背を治したいと講座に参加される方は
たくさんおられますが
猫背にならないようにという意識が
姿勢を崩し
不調や体型悪化の原因となっていることが
多々あります。
根本的な改善で
楽で綺麗な体を作る姿勢改善メソッド
YURUKU®ウォーク考案者ノリコです。
昨日、オンラインで呼吸講座を開講したのですが
ご参加者のお一人Iさんが
姿勢の取り方を練習した時、
うまくいかず
良い呼吸ができませんでした。
良い呼吸ができるように
練習した直後なのに‥です。
うまくいかなかった理由は
仕上がった姿勢が猫背な感じがして
胸を張ってしまわれていたからです。
Iさんは
お仕事中も、すぐに猫背になるから
気づいたら胸を張るようにされていたようです。
Iさんのように、
意識的に姿勢を良くしようと努力してきた方ほど
楽な姿勢になった時
『これはダメ!』と、拒否してしまうのです。
肋骨で囲まれた空間の中には
肺があり
膨らんだり萎んだりするため
肋骨の形は
前から見ても横から見ても
丸みがあります。
上の、向かって右の画像の通り
胸椎も後弯しています。
この空間を保たないと
良い呼吸はできないし、姿勢も整いません。
そもそも、本当の猫背は
肩だけの問題で起きているわけではないので
安易に肩を広げたり、胸を張って
良い姿勢になろうとすることは
実は危険なのです。
呼吸もうまくできません。
一見良さげに見えるこの姿勢も
ものすごく体に負担をかけている
良くない姿勢です。
力を込めていないと、こういうバランスでは
通常立てません。
だから、無意識の時に
猫背になってしまうのです。
上の写真の姿勢と同じように
意識的に胸を張っていたIさんは
4回もギックリ腰になったと
おっしゃっていました。
見た目が猫背の姿勢は
足や骨盤のバランスから変えていく必要があり
それをしないで
肩を開いて胸を張っておられたから
腰に負担をかけておられたのです。
他にも、胸に差し込むような痛みも
おありだったようです。
これも、胸を張る姿勢を取っていたことにより
肋骨が動きにくくなり
肋間筋がカチカチに固まっていたからです。
私はIさんに、
「これからは
猫背(な感覚)を許可してくださいね❣️」と
お伝えしました^ ^
Iさんから頂いたご感想はこちら
写真&テキストありがとうございます
確かに肩の力が抜けている様子がわかりますね。
レッスン後の写真で力を抜いて立っていても
猫背になっていない事に驚きました。
思い込みって怖いですね
レッスンの後から
胸郭が広がる呼吸ができているような気がします。
レッスン中に
胸に差し込む様な痛みがあった方の話を
されていましたが、
私もそのような症状があって
同じかもしれないと思いました。
「肋骨を天井方向に向けて…」
意識してやってみます!
(『肋骨を天井方向に向けて、座ったり立ったりしないようにして、呼吸がうまくできるか確認』のこと)
今日は丁寧に教えて頂き
ありがとうございました。
次のステップも是非参加させて頂こうと思います。
●●
Iさん
猫背な感じがする楽な姿勢に
慣れていってくださいね^ ^
【Information】
講座予定(リアル・オンライン)
リアル東京 4/2、5/18、5/19
リアル名古屋 4/3、リアル大阪 5/22
イベント福岡 4/17
5/18(水)美腕(肩甲骨はがし)リアル講座
5/19(木)3ステップ復習会
東京・都立大駅から徒歩1分のスタジオにて開催。
詳細・お申し込みはこちら
昨年、取得した特許理論をもとに開発した
姿勢改善グッズ
このコラムの執筆専門家
- Noriko
- (大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
- YURUKUウォーク 代表取締役
人生100年時代の歩き方を提唱する専門家
不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。