- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
スマートフォンで長時間インターネットを使用する人が増えています。
検索、SNS、メール、動画、ゲームなど、色々なことに使えるスマートフォンは、まさに全てが揃った道具とも言えます。
そういった便利な面と比例して、スマートフォン依存症が問題になっています。
調査によると、
「検索」を一日5時間以上使用する割合は、平日14.3%、休日21%
「SNS」を一日5時間以上使用する割合は、平日18.6%、休日28.4%
「オンラインゲーム」を一日5時間以上使用する割合は、平日21.6%、休日38.1%
「動画」を一日5時間以上使用する割合は、平日18.9%、休日31.9%
(厚生労働科学研究成果データベース ゲーム障害の診断・治療法の確立に関する研究)
といったように、起きている時間の30%以上をインターネットに費やしている人が15%以上います。
これは、パソコンよりも手軽なスマートフォンが普及した結果です。
会社や学校だけでなく、移動中や喫茶店など、いつでもどこでも使えるスマートフォンは生活に欠かせません。
しかし、長時間モニターを見る行為は、体に大きな負荷をかけます。
眼精疲労や視力低下、肩こり、疲労がとれない、といった問題はよく知られています。
それだけでなく、気功的な側面から見ると、うつ病やガン、脳腫瘍、脳梗塞などの原因にもなっています。また、イライラする、すぐ切れる、否定的な気持ちになるといった精神的な問題もあります。
科学的には、電気製品から出る「電磁波」が体に悪影響があると考えられています。
製品から1m離れると電磁波の影響がほとんど無くなるから、必ず1m離れるといった内容です。
しかし、気功的に見るとそんなに単純な話ではありません。
電気製品を使うと、電気製品から「病気の原因」となる見えない煙が出ます。
これを「電気の邪気」と呼んでいます。
この「電気の邪気」は、部屋の中に充満していきます。
パチンコ屋、ゲームセンター、家電量販店などに入った時の独特の空気は、電気の邪気が充満したことによるものです。
煙なので、息をすれば肺から吸い込みますし、皮膚からも入ってきます。
焼肉をすると服や体に臭いがつきますよね。あれと同じです。
そして、「電気の邪気」は、皮膚から筋肉、骨まで浸透していきます。
体内に「電気の邪気」が蓄積して、体の働きを妨害していきます。
それが何年、何十年も蓄積していくと、うつ病、認知症、脳梗塞、ガン、脳腫瘍といった大きな病気を引き起こします。
もちろん、スマホだけが悪いという話ではありません。
テレビを長時間つけっぱなしにしている高齢者も、電気の邪気が体にたくさんたまっています。
しかし、出かけるときにテレビを持ち歩くことはないので、時間は制限されます。
結局、スマホの機能があまりにも多いため、何かあったらスマホを使うことになり、長時間使ってしまいます。
病気にならないためにも、長時間のスマホ使用は控えるようにすることをお勧めします。。
次は、「仕事と遊びでスマホから受ける影響の違い」についてお話します。
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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