- 石本 工
- 株式会社健康企画ゆるゆる 代表取締役
- 健康運動指導士
対象:老後・セカンドライフ
経絡の流れを改善するために
有効なことの一つが温めることです。
特に足は温めることが大事です。
昔から言われている健康法に「頭寒足熱」という言葉があります。
頭は涼しくして足は温めるように
心がけていると健康になるよ、という意味ですね。
地熱で温められた空気が上昇し、冷えて雨が降るように、
そもそも温かいものは昇りやすく、冷たいものは下降しやすいのです。
だから、頭にカーっと血は昇りやすく、
足は冷えやすいというわけです。
上半身の過剰なエネルギーは、
ノボセ、ほてり、頭通、肩こり、首こりの原因になり
下半身のエネルギーが足りないと、
冷え性になりさまざまな内臓の不調の原因になります。
だから、「頭寒足熱」なのですね。
手軽に、即効で頭寒足熱ができるのが、足湯です。
足をお湯につけて温めることで、
足の経絡の循環を良くして全身の体調を整えます。
足を流れる経絡は、全部で6本。
足湯で直接温めることができる
経絡上の主なツボは以下のとおりです。
1.足の陽明胃経→ 衝陽(しょうよう)・厲兌(れいだ)
胃もたれ、胃の不快感、食欲不振など消化器系全般を整えます。
2.足の少陽胆経→丘墟(きゅうきょ)・臨泣(りんきゅう)
体の外側(横側)に現れる偏頭痛や耳鳴り、
首や肩の凝り、肋間神経痛、股関節痛、
膝関節痛、脚の痛みなどを整えます。
3.足の太陽膀胱経→至陰(しいん)・京骨(けいこつ)
主に、腰や背中の痛みや坐骨神経痛を整えます。
また、水分代謝を司り、
身体の冷えすぎ、のぼせすぎを整えます。
4.足の太陰脾経→太白(たいはく)・三陰交
消化器系の不調や婦人科系の症状を整えます。
5.足の厥陰肝経→太衝(たいしょう)・大敦・(だいとん)
太衝は、肝臓や乳腺、甲状腺、目などの不調を整えます。
また、血液など体液全般と筋肉を整え、また、メンタル面も強くします。
6.足の少陰腎経→太谿(たいけい)・照海(照会)・復溜(ふくりゅう)
エネルギーの源、腎の働きを整えます。
膀胱や腎臓など泌尿器系の疾患や免疫系の働きが改善されます。
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足を温めるだけで、
こんなに広範囲に体調が整っていくシステムが
身体中に張り巡らされていることに驚きです。
こんなに効果があるならやらない手はありません。
というわけで、
当サロンでは足湯サービスをはじめました。
足湯はご希望の方、無料です。
全身もみほぐし整体+足湯の
心地よさをぜひ体感してみてください(^^)
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本日も最後までお読みいただいて
ありがとうございました。
あなたの生命エネルギーに火をつける
セラピストJINでした。
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