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カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言

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雑感 書評
今日は、TV番組から生まれた金言を集めた本を紹介したい。

「カンブリア宮殿 村上龍×経済人 社長の金言」
(村上龍・テレビ東京報道局編 日経ビジネス人文庫2009年2月)

テレビ東京系で月曜日の夜10時から放送されているカンブリア宮殿で
放送されたインタビューの中から、名経営者68人の成功哲学を集めた
本書は、経済的に成功した経営者たちの素地を見せてくれる。

私が特に注目したいのは、
池森賢二氏(ファンケル名誉会長)
岩田弘三氏(ロック・フィールド社長)
渡邉美樹氏(ワタミ社長)
の3名の発言です。

まず、本書132ページの池森氏の発言。

業界の常識を変えるのは、異業種からの参入者だけじゃないかと思うんです。
業界に首までどっぷりつかっている人は、その常識の中に埋没してしまって
いるので、新しいことが見えないんですよ。
その上司の壁を打ち破ると、その先にものすごく面白いことや、
ビジネスチャンスがいっぱい見えてきますね。

そして、本書144ページの岩田氏。

1970年前後ボウリングが流行した時代がありました。
流行っているというので、雨後のタケノコのようにボウリング場が
開業したけれど、最後はどんどん破綻していった。
私はみんながやり始めてしまった、いわゆる多数派には価値がないと思います。
私の伯父が、タケノコを掘るとき、地上に出たタケノコには価値がないと
言っていました。
地中にあって、土が少し割れて微妙なふくらみが感じられるところにある
タケノコの、その香りが美味しいのだと教えてくれました。
もう地上に出てしまったもの、顕在化したものは後追いしない。
できるだけ、半歩先でマーケティングしていくということが大事ではないかな
という思いがあります。



両氏の発言の趣旨は共通しているように思う。

二番煎じにうまみはなく、常識に縛られていてもうまく行かない。
常に時代の半歩先を見据えていかないと成功できないということだろう。

特に現在のような変革を求められる時代には、先例主義は衰退への道だ。

自分の持つ情報網を駆使して、時代を鋭く読み解いていくことが、
成功への道となるのであろう。

そういう意味では、フットワークの軽いベンチャーに大きなチャンスがある
時代とも言えそうだ。




また、成功者には非常に近い共通項がある。
それを叙述に表しているのが、渡邉氏の生き方(本書168ページ)であろう。

村上 24歳で社長になると決めたそうですね。
そうやってご自分を追い込んでいったのだと思いますが、24歳というのは、
どこからきたんですか?

渡邉 私の夢の設定というのは決まっていて、「これ以上やったら鼻血が出て
倒れる」というところの、もうちょっと上なんです。
22歳のときに、24歳に外食産業の社長になるという設定をしても、
普通に考えたら無理なんです。
でもギリギリ頑張って、死ぬほど頑張ったら、そのもうちょっと先に
目的があるんじゃないかなと思った。
2008年にというのも、いや2010年にしたいなと思ったら、でもギリギリ
頑張れば2008年にいけるかもしれない、ということで、いつもギリギリの
ところに到達点を見出しているんです。

村上 それはなぜですか?

渡邉 無理をすれば、それは無理じゃなくなるからです。
無理を1週間続ければ、無理じゃなくなるんです。
人間には慣れがありますから。
最初に考えたときに、これは無理だなと思うことも、実際はそんなに無理な
ことではないし、最終的に無理じゃなくなるんです。
また、無理をして自分自身を追い込むことで、結果的に成長できる。

村上 自分自身の可能性も広がりますね。

渡邉 そうです。
そして、最終的にその夢を達成することが私の人生の目的ではないんです。
目的を追っているプロセスの中で、ギリギリまでストレッチする中で、
人間として成長することだよ、強くなることだよ、優しくなることだよ、
それが我々の生きる目的なんだ、と、社員にも言っています。
ギリギリのところに目標設定するというのは、基本的な考え方なんです。



確かに渡邉氏の言うような生き方は辛いかもしれない。
しかし、人間の可能性はかなり広いと僕は信じています。
思いが強ければ必ずやり遂げることができると。

長年にわたり無理をし続ければ、倒れてしまうのでしょうが、
夢のためなら無理ができてしまうのは、経験だけではなく、
学生たちが常日頃、我々に見せてくれているではありませんか。

来週には、春の選抜甲子園大会が始まりますよね。
球児たちは、一見シゴキに見えるような厳しい練習に耐え、夢の切符を
手にしたわけですが、彼らがなぜそこまで頑張れるのか。

学生時代、運動部で頑張った経験のある方であれば、
誰もが経験してきたはずです。

今日は体がきついと思っても、練習で動ける自分がいたはずです。

無理できるときに自分の可能性の幅を大きく広げておかないと、
後で後悔することになりますよね。

だから、頑張れたはずです。

今も変わらないはずなんです。

私自身は、法政の修士課程時代に2度、過労で倒れました。
マスター1年生のときは英語漬けで、大学受験を決意したときに
英語の偏差値が28しかなかった人間には過酷なもので、
夢にまで判らない単語だらけの英文が襲ってくることもあり、
半分ノイローゼ気味にもなりました。

しかし、この1年を乗り切った(法政でのドクターを断念しましたので、
乗り越えたとはいえないかもしれませんが)おかげで、今の私の研究スタンス
(在野の実務研究者)が確立されたと言えるのかもしれません。

自分はあの時これだけ頑張れた、との思いが、今を支えているんですね。


時代を先読みし、勝負時に頑張りきれる方こそ、時代が求めている
と僕は信じています。

皆さん、一緒に頑張りましょう。

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