投資の方針の違い

資産運用初心者の長男は、

リベラルアーツ大学の教えを忠実に守り、少額で米国のインデックス投資を始めました。円高になると価値が下がることにちょっとがっかりしていました。長期投資するのだからあまり気にしなくてもいいと言っておきました。預けたお金は絶対に減って欲しくないという気持ちが伝わってきました。

一方私は

投資先に愛着が持てる個別銘柄への投資が好きで、主要銘柄の指数に投資する方法はあまり好きではありません。個別銘柄への投資の難しいところは売りのタイミングです。ここが一番高値だというタイミングを判断することは不可能です。私の場合、3割程度の失敗は当たり前と思っています。何回もチャレンジして平均して利益が複利で年６％ぐらい出ればよしと考えます。ある程度のリターンを得るためにはリスクをとることが必要だからです。

一方妻は

優待目当てに投資先を選ぶことが多かったです。業績を全く見ずに、なんとなく知名度が高いからという理由で選んでいました。取引手数料が安い証券会社で買うということもせず、証券会社に勧められるがままに投資信託を買ったり売ったりしてしまい、資産が増えているのか減っているのかもよくわかっていないという有様でした。　

子どもはリベラルアーツ大学の動画を見て、こういうことはやっちゃだめと言われていることを既に親がやってしまっていることを知りました。だからしきりに「リベ大の動画を見て学んで！」と言います。

投資の方針は家族でバラバラですが、

これからも学び続けることで、過去の失敗を繰り返さないように行動を修正していくことはできます。皆様も自分の気持ちにあった投資先や投資方法を考えてみませんか。

※写真はミャンマーの紙幣です。いろいろなものに投資をすることで、向き不向きが見えてきます。