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引き渡し一年の点検がありました。
施主さんがお祝いで送られた無垢の楢材のテーブル板を指し、
「オイル仕上げを頼んだテーブルなんですが、汚れが染みて取れないんです」
と、、、
何で仕上げているか不明です。
水を垂らすとサーと染みて濡れ色になります。
？・・確かに撥水機能はないようです
気が付くと直ぐに拭き取られているそうですが油と思われるシミも確認できます。
汚れ防止として白色を入れながらコーティングして行くことにしました。
塗料も、当初使われているはずのオイル系なので、中に入っていく予定です。
塗った後、一日ほどおいて使用可能です。
汚れを防止するコーティング剤や何でも落とす洗剤など本当にたくさんあります。
毎日使うテーブルですから、ノンストレスで使ってもらいたいものです。
翌日送ってもらった写真です。
水滴をきちんと弾いておりますね。
更に数日完全に乾燥させてフィニッシュです。
完全皮膜の樹脂のコーテンィグではなく、木の導管を生かした呼吸するコーティング。
そのため半年に一度のメンテナンスは必要です！
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このコラムの執筆専門家
- 中村勝己
- （広島県 / 建築家）
- 中村勝己建築設計事務所
目指すは大らかでゆったりと過ごせる気持ちのいい空間の家
昼夜問わず演奏可能な本格的音楽スタジオを持つ家。街の中でも風や光、豊かな自然を感じる家。あなたや家族の思いを受け止め、工夫とアイデアで予想以上の空間を実現、思いや夢をカタチにします。五感で感じるお気に入りの場所を一緒につくりましょう。
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