きょうはいいお天気でしたね 東京は桜も開花したとか
今月の『PHPスペシャル』のテーマは「抱え込まない人、手放せる人」。
手放すって、大事だけど、難しいですよね。
ご相談にこられる方も、たいてい何かを抱えすぎて手放せない状態で苦しんでおられます。
その何かがわかっている人もわからない人もいますが、わかっていても手放せないこともつらいし、わかろうとすることが怖くて避けているとわからないゆえにさらにおつらいことでしょう。
まずは何が問題かを認めること、そうして、それが自分でコントロールできることかどうか区別し、コントロールできないことに執着しないで手放す努力をすること。そして、そのエネルギーをコントロールできることに使うこと。
これがストレス・マネジメントの基本です。ぜひお試しください。おひとりで難しければ、ぜひカウンセリングをご活用ください。
ところで、今回の私の連載「働く女性のための相談室」のご相談は、恩着せがましい上司への対応です。
これは、親対応にも通じることですが、「あなたのために」という呪いの言葉に惑わされないように。さらに、相手に悪気がないから許されるということはまったくないことをどうか忘れないで。私が関わったハラスメント行為者(加害者)は全員「悪意はなかった」と言っています。
大事なのは、あなたの感じ方。あなたがつらいことが真実。相手の悪意の有無は関係ないのです。どうかあなただけはあなたの味方になって、自分で自分をやさしく守ってあげてくださいね。傷ついている自分をさらに責めて二重に傷つけることのないよう願っています。
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。