- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
-
080-5450-9751
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今日は経営目標についてのお話です。
先日の「経営戦略の位置付け」に関するお話のなかで、経営目標について少しご説明しました。
・経営目標は「企業が達成しようとしている具体的で測定可能な業績のターゲット」を表しており、経営戦略のWhat(何をする=目標)である。
具体的で測定可能な業績のターゲットであることがポイントになってくるわけですが、目標設定について「SMART」の法則というものがありますので、ご紹介します。
SMARTの法則
(1)Specific(具体的である):達成可能で明確にわかり、すぐに行動に移すことができる
(2)Measurable(測定可能である):目標を具体的に数値で表すことができる
(3)Agreed-upon(合意がとれている):企業の中で目標が共有されている
(4)Realistic(現実的である):目標達成に向けたモチベーションが維持できる
(5)Time-bound(期限が設定されている):必要な時期に行動を移すようになる
どれも重要なことが述べられているわけですが、目標達成という視点で見た場合、一番気をつけたいのは(4)でしょうか。
「(4)現実的である」という視点を目標設定において軽視していると感じることが多くあります。
様々な事情が絡んでいたり、目標設定に対する捉え方の相違があったりすることもあるのですが、現実的でない目標設定による弊害も目にします。
社内のモチベーションが低下することの影響は思いのほか大きいものです。
「目標を達成できないことが当たり前」という雰囲気が醸成されてしまうことが一番怖いことです。
自社の経営目標を一度SMARTの法則と照らし合わせてみましょう。
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このコラムの執筆専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
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