福島空港の愛称、ウルトラマン空港に - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士
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福島空港の愛称、ウルトラマン空港に

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雑感
6日6時58分asahi.com記事はこう報じる。

日本航空が1月末で撤退して利用客が年に20万人減る見込みとなった
福島空港に、「ウルトラマン空港」の愛称を付けることを、5日の県議会で
清水敏男議員(自民)が提案した。
空港のある須賀川市は、ウルトラマンの生みの親・故円谷英二氏の出身地。
空港存亡の危機を救う救世主にと、「空港内にウルトラマン博物館を」
とも求めた。

空港にはウルトラマンや怪獣の立像が8体ある。
ウルトラマンとの握手会などを昨年開いたところ、来場者数が前年同期より
3割増え、空港関係者も「効果は絶大」と認める。
このため清水議員は「空港存続のために、本気で検討してほしい」と県に求めた。

県は来年度、空港利用促進のために前年度の約2倍の2億7千万円もの
予算を使う。
佐藤節夫・観光交流局長は「世界に誇る地域の宝を、情報発信や
にぎわいづくりにどう生かせるか、多角的に検討したい」と答弁した。

空港への愛称命名は、高知県の高知龍馬空港や、神戸市のマリンエア
(神戸空港)など全国で広がっている。
利用者を増やすために集客施設を空港内に作る試みは、関西空港などが
取り組んでいる。




空港が日本全国に約100ヶ所あり、その多くは赤字経営であるらしい。

私のルーツである奄美大島も例外ではなく、東京直行便が1日1往復、
この路線を死守できるかが死活問題となる。

近年、空港の運営維持のために、色々な取組がなされているようであるが、
記事にある福島空港は、空港のある須賀川市出身の円谷氏の名声にあやかり、
ウルトラマンを全面に特長ある空港作りをしているようだ。

福島の場合、地形の関係で、縦に3つの地域に分散されている。

福島空港のある須賀川市は、新幹線の駅がある白河市と郡山市に挟まれ、
立地的に飛行機と新幹線が競合関係にある。

福島県の地勢から考えれば、会津地方や相馬地方にあれば競合関係では
なくなるのであるが、同じ地域にあるために、まともに競合関係になる。

東京へも仙台へも、新幹線と飛行機とで時間的に大差ないのだ。

そのため、空港運営に魅力がなければ、厳しい運営になるのは当然である。

福島空港の取組がうまく行けば、運営に苦しむ全国の空港の運営に
一つのアイデアとして考えられるのかもしれない。

この点は、地方都市の町おこしと同じ発想なんですがね。