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閲覧数順 2024年04月18日更新

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2021年2月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。1月20日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。

 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、1月20日に公表した最新の政策委員の見通しでは物価上昇率が20年度は-0.7~-0.5%、21年度は+0.3~+0.5%、22年度は+0.7~+0.8%となっており、2%の物価上昇率達成にはまだ時間がかかりそうです。

 次に長期固定金利です。2月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比0.11%上昇の年1.89%となっています。長期金利が多少上昇したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利の指標となる長期金利もほぼ横ばいの展開となりそうです。

 世界的な株高が継続する中で、米ではバイデン政権が正式に誕生しました。これにより米での大規模な経済対策への期待から米長期金利が上昇、日本の長期金利も上昇しています。

 一方で、今回の経済対策は規模があまりに大きいため財政悪化懸念も強く、最終的な規模が縮小されるとの思惑から長期金利に低下圧力もかかっています。

 結果的に両者は相殺され、長期金利は横ばい推移、長期固定金利も横ばい推移するものと考えられます。なお、フラット35の金利は月初の第1営業日にあたる、1日正午に発表の予定です。


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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