おはようございます、今日は白露の日です。
確実に、秋は近づいています。
廃業について、いくつかの観点からお話をしました。
ともかく昨今の経済情勢にあって、具体的に廃業を検討せざるを得ない人も多いかと思います。
報道等で「なんとしても事業を継続する」と決意を表明している社長さんも、数多くいます。
その志は尊いとは思うのですが・・・ある種の危なさも感じます。
もちろん、私も商売人ですし、小さな仕事を応援したいと思って税理士を営んでいます。
みなさんのお仕事が無事に続くこと。
これに勝る喜びは、そうはありません。
しかし一方で、仕事を継続することは最優先ではないとも思います。
より大切なことは、経済的な理由で死を選ぶようなことがないことです。
そして、できうる限り、笑って人生を終えられることかと。
当然、もっとも好ましいのは仕事を継続し、復活させることです。
一方、そこに固執をした結果、その人の人生が歪になることは避けるべきです。
だからこそ、廃業については、余裕があるウチに、合理的に判断をしてもらいたいと思っています。
無闇矢鱈と死ぬようなことだけは、なんとしても避けてください。
その上で、許される選択肢について、ぜひ一度ご検討を。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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