- 中野 博
- 株式会社エコライフ研究所 代表取締役
- 埼玉県
- 経営コンサルタント
対象:ビジネススキル
あがることを楽しもう!必要以上に恐れるな。
日常の会話は話し手と聞き手が相互に入れ替わるのに対して、スピーチは話し手が一人で、
話し手だけがことばを発し、聞き手はことばを聞くだけという
「ワンウェイ・コミュニケーション」であるから、練習を重ねないと、
なかなか上手にはできないものだ。
人は地位が高くなればなるほど、人前で話す機会が増えてくる。
もし、人前で話す力がなければ認められないし、尊敬もされない。
出世したければ、やはり人前で話す力を磨くことだ。
そこで、スピーチをする際に、誰でもいちばん困るのが「あがる」ということだろう。
顔面は紅潮し、頭はカーッと熱くなる。手足はふるえ、心臓はドキドキする。
ひどい人になると、目の前が真っ暗になり、人の顔など全く見えない。
こうなると思考力は散漫になり、夢遊病者のような状態になる。
自分のいっていることが自分でわからなくなってしまう。
極度の緊張感から「あがりすぎる」ことは、スピーチをする場合いちばんの大敵である。
このため、まずこの「あがりすぎる」原因を解明し解決策を次回より提示しよう。