選考基準 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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選考基準

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選考基準



環の小坂です。

採用活動をしていると選考基準を聞かれることがよくあります。
また、不採用になった際に理由を聞かれることもあります。

そこでどんな選考をしているかを書いてみます。

・「選抜方式」で選んでいます。
 不採用になった理由を聞かれることがありますが、
 「×をつけて落とす」ではなく「○をつけて選抜する」という方法で書類選考から行っています。
 ですので、「何ができるか」というところが重要です。

・成果に直結しない指標は考慮に入れません。
 学歴・年齢・性別などによる選考は行いません。

・未経験でも採用することは多々あります。
 逆に言えば経験があればいいというものでもないです。
 小さい会社ですので、「大きな仕事の一部だけの実務経験が長い」という人よりは
 「学習経験しかないけど、センスを感じる」人の方が高い評価を得ることはあります。
 また、経験がプラスになる人(好奇心旺盛で学習意欲が高く、手を動かせる人)は
 どんどん採用しますが、経験がマイナスになる人(過去はこうだった話が多い人や
 手を動かせない人、変化対応能力に乏しい人)は選考過程で通りにくくなっています。

・転職経験の多い少ないは考慮することがあります。
 転職経験が多い=駄目ということはありません。
 転職が自己中心的な考えでなければ、多様なキャリアは歓迎です。
 異業種経験があることもプラスの要素です。
 (実際接するのは様々な業種の方ですので、
  異業種の経験は活きることが多いです。
  そこはIT業界の経験しかない人よりはプラスです。)

 但し転職の理由が他者理由(在籍した会社など)であったり、
 自身の行動(改善すべきところを改善せずに辞めるなど)の場合は
 ネガティブな評価になります。

・会社のビジョン・ミッションとの相性
 同じベクトルで同じ目標に向かって進んでいくので、
 この相性は最重要視しています。
 「誰もがチャンスをつかめる社会を作る」という弊社のビジョンなどと
 その人のビジョン・キャリアプラン・応募理由などとの関連性は面接においての重要ポイントです。

・スキル
 実務経験があるなしは別として、スキルはある程度見ます。
 経験者採用の方がこのハードルは高くなります。
 将来性・コストパフォーマンスという視点もありますので、
 必ずしも技術力が低いと通らないということはありません。
 経験者の方は即戦力としての期待値が高いので、
 経験や希望給与が高いほど、スキルの選考基準は高くなります。

・応用力
 変化が激しい業界ですので、1年前と今とで考え方まで変わることがあります。
 そういった変化への対応力です。
 また、世の中の流れで仕事・成果物は同じでも、工数が増えるもの・減るものがあります。
 業務の効率化も図ります。そういった中での配置転換もあります。
 よく官僚組織を「省益あって国益なし」という言う人がいますが、
 同様に「○○職種である前に、○○部であり、○○部である前に環の社員である」
 という自覚を求めます。
 それぞれの職種のプロであることと、会社・顧客の状況に合わせて対応する柔軟性の
 両立ができるかどうかということです。

・コスト意識
 これは二つの意味があります。
 一つは顧客の売上などの拡大に貢献することを考えた提案であったり成果物になっているか、
 もう一つは会社の収益を考えた行動がされているかです。
 ですので、職種を問わず数値的な目標は設定されており、
 人事考課でも重要な指標の一つになります。
 
その他職種に応じた選考基準はありますが、会社全体に共通する部分をまず書いてみました。