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おはようございます、今日は小さな親切運動スタートの日です。
こういうご時勢で、あらためて「親切」という言葉の意味が問われているかと。
複式簿記についてお話をしています。
余談として、借入の返済がなぜ経費にならないのか、仕訳から考えています。
仮に「借金の返済が経費になる」としたら、それはこんな世界です。
・借りたとき
預金（資産） １００万円 ／ 借入金による売上（収益） １００万円
・返したとき
借入金返済による経費（費用） １００万円 ／ 預金（資産） １００万円
お金を借りたときには「お金が増えているのだから売上だ！」ということで、収益が計上されます。
そしてお金を返したときには「お金が減ったのだから経費だ！」ということで、費用が計上されています。
これが「借入金の返済が経費になる世界」です。
・・・しかし、お金を借りただけで売上が計上されると言われたら、そりゃ違和感を感じるかと思います。
ですので、借入をしたときに増えるのは「負債」」だし、返済をしたときに「費用」は計上されないのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- （税理士）
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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