左膝手術当日、術後1日目2日目。 - ピラティス全般 - 専門家プロファイル

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福島 多香恵
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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左膝手術当日、術後1日目2日目。

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おはようございます。

21時30分には消灯しますので、22時には就寝してました。

4時半に起きて、膝周辺のセルフケア→少し運動(ケアだけで終わらないこと重要)

松葉杖(まつばづえと打とうとしたら松前漬けと打ちそうになる。。笑)で、

トイレに行って、ブログを書き始めています。

 

幸いなことに窓側のベットですから、

朝日が差し込み、自然に目が覚めます。

 

昨日、Facebookに投稿したら、

たくさん方からコメントや直接メッセージを頂きました。

本当に有難うございます。

 

勇気づけられましたし、

その分、私自身も人に優しくしていきたいと思いました。

SNSの良さを再確認。

 

一方で、ネタにされる方もいましたね。

まぁ予想通りなので、全然構いませんが笑

自分も人の(怪我や不調)や欠点があったら、

例え話に出したり(個人名は出しません)してきてしまっていたことがありましたから

やはり自分に返ってくるということですね。

 

自分が発した言葉、人に抱いた想いはぜんぶ返ってきます。

人は自分の鏡。

鏡の法則という素晴らしい本がありましたね。

これまた良き学びとなりました。

 

たくさんの方から、

「ブログわかりやすかったです」

「ためになりました」

「楽しみにしています」

などのお声を頂戴しましたので、

調子に乗って書き綴っております(笑)

 

2020年5月18日(月)手術を受けると決断してから、

準備のために、採血、尿検査、麻酔科の先生からの説明、

看護士さんからの諸々説明を受けました。

 

15日(金)に手術必要だねと言われても、

保存と運動療法でなんとかいけないか?と模索する自分がいました。

膝のロッキングが治ればと色々取り組むも惨敗。。

17日夜は、歩行も痛いし。熱感と腫れも出てきた

(膝が働きすぎでおかしくなったのに膝を色々と動かしすぎました)

 

2020年5月19日・20日

21日からの入院のために色々な準備。

21日以降ご予約を頂いていたお客様へのご連絡。

ここは諦めがついているので、膝に対しては何もせずの2日間。

膝が使えないので股関節が痛くなりそうな感覚。

左膝が伸びず棒のように扱うため、

歩行時に体幹の回旋で左脚を前に運ぶので、

腰部・腹部の活動量が増えていました。

左足に重心を乗せられないので、右重心優位に。

 

2020年5月21日(木)手術当日

病院側のご配慮で当日入院→手術というスケジュールを組んで下さいました。


7時半以降は固形物禁止。

9時前には病院に行って、

10時半以降は水分禁止。

13時半手術開始。

 

手術前に心電図、レントゲン検査を受ける。

びっこひきながらも歩けるので、

基本すべて徒歩移動!(甘えさせないの大事)

手術室まで歩いて移動!

 

手術台に仰向けになって、

「点滴部分から麻酔入れますね〜」と言われる。

(点滴部分から少し温かい液体が腕から胴体に進入してくるのがわかる)

 

「胴体まで流れてきているのがわかります〜」と発言して、

気付いたらベットにしました。

麻酔、すごい!怖いですね!!

 

目が覚めて、脚全体の感覚なし。

術後の痛みを緩和させるために神経ブロック注射を打っているため。

左脚全体が重い。サポーターで固定されているのはわかる。




 

全身麻酔は尿道から管を入れられるケースがあると聞きますが、

今回は入れられず(それが一番の救い)

車椅子でトイレに行って、行けなかったら尿瓶を使いますねとのこと。

 

左脚の麻痺と痛みがあるので、

最初は上手く動かせられませんでしたが、

ここでピラティス大活躍!!

前ももを使おうとしても前ももの感覚がないので、

お腹から脚を使って脚を持ち上げる(ざっくり)

 

左膝を曲げられないですが、

左股関節の屈曲で脚をある程度の高さに持ち上げたまま、

右足のシングルレッグスクワットが出来て

本当に良かったと思う場面が何度もあります笑

 

晩ご飯も美味しくいただき、就寝時間が近づいてきます。




 

部屋は4人部屋。

入院先輩がお二人いましたので3人。

お一人のいびきが耳栓が全く相手にならないほどの強敵で、

看護士さんが気を遣ってくださり、私は個室へ移動。

 

静かな部屋は良かったものの、

血抜きの管が膝の外側に入っているし、

内側にも傷があるので、寝返りや横向き姿勢が取れず、

仰向けでずっと寝ていると腰がどんどん張ってきて

結局、寝ては起きての繰り返し…

6時頃には起床して動き始めました。

 

5月22日(金)術後1日目

脚感覚は同様。麻痺がある。

特に大腿部内側、後面、下腿にかけて。

午前中に回診があって、血抜きの管が抜かれる。

(移動する際に血液を溜める小さな容器を首からぶら下げなければいけなかったのでこれがなくなっただけでも楽チン)

 

午後、リハビリ開始。

パテラ周辺のケア

クアドセッティング(内側広筋に力を入れる膝痛予防・改善、リハビリでは代表的な種目ですね)

SLR

サイドUP&DOWN(外転)

病院で決められたプロトコールに従ってのリハビリ。

 

クアドセッティング…反応なし。

膝は10〜20度で固定された状態ですが、

そこから伸ばすことが出来ません。

感覚がわかりません。

力を入れることが怖い感覚もあります。

ロッキングが起きてからは、膝を最終域まで伸ばすことが出来なかったので

たった1週間ですが、入力が入らなかった部分は

こうも力を入れられなくなるのか…

 

筋力が弱い、関節や軟部組織が硬まっているのはあるにしても、

脳がその存在を感じ得ていないことは体にとって望ましいことではない。

 

体性感覚、めっちゃ大事。

 

術後1日目で車椅子とさよなら、

松葉杖生活がスタート。

 

部屋に戻ってから、

自分で足首・膝・股関節周辺に触れてみる。

「ほうほうなるほど。ふむふむ。」

色々な場所の皮下組織、皮膚の動きが制限されている。

麻痺も少なくなってきていたので、

足首と股関節は自動でしっかり動かせられる。

でも、膝伸展(クアドセッティング)はまだ怖い(痛い)

 

「伸ばそうとしたら痛い=術前と同じかもしれない」と、

不安な気持ちが頭をよぎる。

 

ふと冷静に考える。

「自分で動かして痛い=組織的評価ではない」

「他動で動かしても痛い=組織異常を考える」

 

知っておくと役に立つ評価法の一つ。

 

手でそ〜っと下腿を持ち上げてみる。

自動運動に比べると痛みが少ない。

伸展の可動域も出せる。

そして、内側広筋に力を入れられる!!

 

自分で上手に動かせられない動きに対して、

他動運動(必要ならば手技療法)でサポートして、

「あれ?痛くない」とか

「動く!動ける!」と認知することがとても大切です。

 

不定愁訴に対する現場でもよくあります。

 

脳の認知を変えること!

 

◯◯をしたら痛い。

◯◯だから痛い。という脳を書き替える必要があります。

 

傷の痛みとロッキングはさすがに書き替えられませんでした(笑)

 

脳が痛みを覚えているので、

これから脳の書き替えはもっと必要になってくるでしょう。

 

組織の回復

落ちてしまった筋力の向上

失われてしまったモーターコントロールの構築とともに

 

前日はほとんど寝れなかったし、

はじめてのリハビリ&松葉杖生活で疲れたのか、

20時頃には就寝。

 

5月23日(土)術後2日目

脚の麻痺がほぼなくなる。

麻酔が切れたり、神経ブロックの麻痺が取れてきたら

痛みが増大しますと言われていたので、

ドキドキしていましたが、

予想より痛みは少ない。

 

当初、麻酔科の先生からは、

「ブロッグ注射は、軽いもので膝の外側内側を触って、

違いが多少あるくらいですから」と説明を受けていましたが、

予想を大幅に超える麻痺具合!(愚痴ではない)

体質なのでしょうか。。

 

ちなみに、

術後、痛み止めの内服は一度もしていません。

(使いたくないのもある)

痛みは脳のアウトプット!と習いましたので、

患部からバシバシくる侵害刺激?を、

対側のPMRFや、一次運動野を介した

同側の脊髄レベルペインコントロールで必死に抵抗(笑)

 

どんなに体が悪くても、

血液検査の数値が悪くても、

メンタル(自律神経)が安定していていれば、

痛みや不調感は少ない。

良いか悪いかは別として。

 

本人が元気なら良いじゃん♪って思います。

 

ココロとカラダはつながっていると改めて感じました。

 

リハビリ2日目。

内容は前日と同様。

それに右足のトレーニング。

クアドセッティングもPTさんにサポートして頂いて

(図々しくもこちらからお願いして)

他動介助→自動運動の流れで良い感じ♪

SLRもシザースやレッグローワリングにように、

コアを感じながら実施♪

 

少しの成長でも嬉しいものです。

 

午後ははじめての入浴(シャワー)

そして、食堂でデスクワーク。

夜は、またセルフで膝周辺のケアと運動。

 

入院中テレビを一度も見ていませんが(元々見ない)

スマホでどんどん情報が入るし、

読み溜めていた書籍や本を大量に持ち込んでいるので、

(絶対にぜんぶ読めない)

暇だと思う時間はなく、あっという間に毎日が過ぎています。

 

今回の記事も、

気づけば書き始めて1時間ほど経過していました。

 

手術当日から術後2日目までのレポートは以上になります。

お読み下さいまして、ありがとうございました。


ちなみに今はこんな感じ。

 

2020年5月24日(日)田中宏明

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