- 野平 史彦
- 株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
- 千葉県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
かつての里山の姿を取り戻そうと、地下水の湧き出る湿地に先生と生徒達が小さな田圃をつくり、当時の生態系を再現しようという試みですが、すでに10年が経ち、絶滅の危機にあった「ニホンアカガエル」が順調に増え始めています。
今月の船橋建築塾は、丁度、その日、東邦大理学部の長谷川雅美教授が来るというので、急遽、カリキュラムを変更して、塾生達と「芝山湿地」で先生のお話を伺いました。
写真は皆で「ニホンアカガエル」の卵を見ているところです。
家づくりと何の関係があるのかと思われるかも知れませんが、「大地に還る家」は環境持続住宅であり、そう考えれば、家一軒の問題も、街づくりの視点が必要であり、街自体、自然の循環の中でどうあらねばならないか、家づくりはどうあらねばならないか、ということがより広い視野で見えてくるのです。
塾生達にとっても、貴重な体験になったと思います。