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中野博の話し方教室ブログ
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・どんな人でも緊張する。（続編）
講演会でなくても、町内会の会合や仕事上の会議でも自分の発言する機会がくるたびに、
何度経験しても独特の緊張がつきまとう。逆にテレビやラジオで話す時の方が
（生出演は除く）気が楽なのだ。それは、ライブではないからに他ならない。
私もこの緊張感をなくす方法をいろいろ試してきた。
最初の頃は「人」の字を手のひらに書いて、飲んでみたり。
聞き手を「石ころ」と思って、話せなどのアドバイス（本によく書いてあった）を
真に受けて、「なんだ、石ころと思って話せば大丈夫だ、なんてウソじゃない！」と、
かえって緊張感が高まって何言っているか、わからなくなった失敗もある。
それほど、この緊張するという事は、人前では頻繁にあるもの。
これは、本来話し下手な、われわれ日本人だけではない。
外国でスピーチする時に、他の国々の人たちもしっかり緊張していたし、
また年配だから緊張しないと言うのもウソ。
これは、年齢、性別、国籍に関係ないことが今までの数々の場面に遭遇し
気づいただけでも私を安心させている。
