施工図は、事前にチェック済みでしたが、パネル割付けに合わせ
サッシを数センチ、つめることにしました。
RC打放し面の 3-6パネル目地に 開口部もピタリあわせます。
さて 型枠は 外側から組みます? 内側から組みます?
内側から組めば、壁のあとすぐにスラブの型枠が組めます。
その間、鉄筋工が壁の配筋ができます。
スラブの型枠ができれば、型枠大工さんが壁の返しができます。
鉄筋工、型枠大工 それぞれ作業待ちがないので、この手順で
ひとつ… というのが、現場サイドからお願いされがちなこと。
RC打放しの場合。基本的に、この手順は認めてません。
コンクリート打設には、数ミリの施工誤差が出る場合もあります。
これは現実的に、いたしかたないところ。
打設後、あらためてスミを出して内壁から組み出した場合、セパ
で壁厚が決まっちゃうので、もし打設した壁が数ミリ倒れてたら
そのまま 段違い です。 施工誤差 を許容していけない。
基本的に 手間でも 外側から組んでもらいます。
ただ昨今では いはずもがなで外側からはじめてますね。大工さん
F-Project
このコラムの執筆専門家
- 岩間 隆司
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
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