算数ができれば、誰でもわかる家を維持するお金の損得 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

中野 博
株式会社エコライフ研究所 代表取締役
埼玉県
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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算数ができれば、誰でもわかる家を維持するお金の損得

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・算数ができれば、誰でもわかる家を維持するお金の損得


「ところで、大樹、まだ眠くないかい?」
「大丈夫、なんだか面白くなってきたし、もっと教えて!」
「ジャー今度は、家を建てた後にみんなが支払うお金が違うって話をしてあげよう。」
「さーて、私も洗い物が終わったから、ゆっくり参加しようっと。」
「いや、ママもいっしょだと照れるなー。」
「いいから、いいから、私にもわかるように教えてね。」
「今、ママは台所で後片付けが終わって、一息ついているけど、毎日とてもいろんな仕事をしていること、大樹は知っているかい?」
「うん、料理に洗濯に掃除に後片付けとかでしょ。」
「それ以外にも、ママはいろんな仕事があるのよ。アイロンかけたり、買い物に行ったり、庭の手入れしたり、あなたたちが友達を連れてきたときには、おやつを作ったり、いろいろね。」
「そう、家の中にいるお母さんは本当にたくさんの仕事をしているけど、それにつれてエネルギーもたくさんの仕事をしているんだ。」
「エネルギーかー。電気とかガスとかだよね。」
「そうだね、そのエネルギーを利用すれば、お金もかかる。アイロンかけるときには、電気代がかかるし、料理をするときにも電気代やガス代がかかるし、水道代もかかるし、生活に必要な、お風呂やトイレなどすべて使えば、エネルギーを利用するから、すべてお金がかかるんだ。」
「いくらかかるの?」
「うん、それはいろいろだけど、うちの場合には、電気代は春と秋は毎月1万円ちょっとで、夏と秋は2万円くらいかな。それ以外にもガス代で7000円くらい、水道代で1万円くらいはかかるし、電話代も毎月1万円くらいはかかっているんだ。」
「なんで、季節で電気代が違うの?」
「それは、暖房や冷房費が追加費用として発生するからなんだ。」
「あー、パネルヒーターとか、クーラー使うから、その分高くなるんだね。」
「そうだね、実は家の性能によって、一番違いが出るのは、この暖房と冷房にかかるお金なんだ。」
「そうか、春と秋は何も使わないから安いんだね。」
「じゃー、そろそろ一番大事な話をするよ。エネルギーとお金と住宅の性能の比較についてだ。この家は、断熱材といって家の温度を外の温度に影響されないように保つために、壁の中に特別に断熱材を入れてあるんだ。これにより、冷房や暖房を使ってもあまり無駄にならないようにできるから、省エネルギーになる。わかるかい?」
「ちょっと難しいかも。」