トレーナー歴やセッション数が表すものとは？

　こんばんわ

日頃、トレーナー歴などを気にすることがありませんが、時々聞かれることがあったり、文字数が決まっていて、色々な経験を積んでいたりしますよ！といったことを表現する為に、記載をする事はあります

　ただ、「トレーナー歴」や「セッション数」というのは、必ずしも、その人の能力を表すものではないし、むしろ、「そんなに長年やっているのに大丈夫？」を表していたり、パーソナルトレーナーでお客様の数をそんなに見ているって、「どれだけお客様の継続が無いんですか？」ということでもあったりします

　いわゆる「職人的な仕事」というのは、経験年数が長いと何だか凄そうな感じがするけれど、そんなことは全くもって無いし、最近は黒字リストラが話題に上がることが多いですが、一般企業であれば、社会人歴20～30年くらいの方が、真っ先にリストラの対象だったりしますよね

　その為、トレーナー歴が長いことや、セッション数が多い事に安心をするのではなく、冷静に自らの能力と市場から求められる能力を比較することが必要かなと

　そして、話は少し変わりますが、いつも感じるのは、20代ってボーナス期で、如何に20代で能力を上げまくるかが大切ですよね

  多くの人は、30歳前後になって、これからについて悩み始めて、そこから努力量を増やす人がいるけれど、どうせ同じ努力量を積むんであれば、早いに越したことは無い訳です

　自分自身、今年で37歳になる訳ですが、37歳って、だいぶ大人でして（笑）

象に乗ってハシャイじゃう36ちゃい ですが

  20代に求められる能力と30代後半に求められる能力や基準値って、大きな開きがありますよね

　例えば、25歳のレベル40と37歳のレベル52では、絶対値は37歳のレベル52の方が高いものの、25歳でレベル40の方が、相対的に凄いと周りからは見られ、自らの知覚価値が高いので、チャンスが多く訪れたりします

　成長の為には、「量×質」が大切であり、どれだけ多くのお客様をサポートしたり、どれだけ長い年数トレーナーとして活動をしていたとしても、１つ１つ、1日1日、1人1人の質が高くなければ、極端な話、10,000×0だったりするので、あまり意味は無い訳です

　また、「抽象思考」が出来るかがめちゃくちゃ重要で、「抽象思考」が出来る人が、量を積むことは、一定の意味がありますが、「具体思考」しか出来ない人が量を積んだところで、大きな成長には繋がりません

　なぜなら、抽象思考が出来る人は、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんのサポートをした経験から、共通項などを見出して、そこから得た学びや原則などを、新たにEさんをサポートする時に役立てることが出来たりしますが、具体思考しか出来ない場合、どれだけたくさんの方をサポートしてきたとしても、AさんはAさんであり、BさんはBさんなので、個別具体的にしか考えられない為、今までの学びが生きない訳です

その為、トレーナー歴やセッション数をむやみに重ねる前に、先ずは「思考力」を如何に高めるかが大切なんですよね

自分自身、１つ１つに対する質を如何に高めつつ、もっともっと量を積み、成長を加速させたいと考える毎日です

としお

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