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閲覧数順 2024年04月22日更新

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今月の「働く女性のための相談室」

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心の不安・性格改善
  3. 性格・コミュニケーションの不安

毎月10日頃発売の小冊子『PHPスペシャル』、今回の特集は「いい習慣で幸運になる!」。

 

私の連載「働く女性のための相談室」、今回のお悩みは、後輩の指導について。

 

教えることって、得意な人と苦手な人がいますよね。

 

私は長女で小学校まではリーダー的な役割を与えられることが多く、中学以降はテニス部で後輩を教えることが多かったので、教えることへの苦手意識はあまりありません。それで人前は苦手と言いながら、ときどきセミナーや研修の講師をやっているのかもしれません。

 

一方、教えるのが苦手な人からは、つい自分を基準にしてしまって相手ができないことにイラっとしてしまったり、自分ができていないことを指導することへの抵抗があると聞くことが多いですが、あなたはいかがですか。

 

一般に人に何かを教えるときは、自分ができているかどうかより、相手が知らない知恵やスキルを伝える役割だという意識でのぞまれると、プレッシャーが減るような気がします。

 

子どものしつけなど、その最たるもので、親や教師などの大人だってぜんぜん完ぺきではないけれど、必要な知識やマナーは教えてあげないと子どもが将来困りますよね。

 

どうしても抵抗があるなら、「偉そうに言いながら私もできてないから恥ずかしいんだけどね」などと言って、それでもその知識が必要な理由をきちんと説明してあげればいいのでは。

 

自分の妙なプライドのために、相手にとって必要な学びの機会を奪ってしまうのはそれこそ罪深いことだと思います。

 

依存的な人は、責任をとることを恐れがちなので、自分が教える立場になったとき、責任を感じて逃げ出したくなるかもしれませんね。

 

でも、これは依存傾向を脱するとてもいいチャンス。ぜひ相手が知らないことをわかりやすく丁寧に教えてあげましょう。わかってもらえないなら、どこがわからないかをよく聴いて。大切なのは相手の話をよく聴くことです。

 

私の経験から言うと、わざとできない人は滅多にいません。できない人は、理解できていないか能力が不充分かがほとんどで、どちらかはよく聴いてみないとわかりません。

 

人に教えるというのは、自分が学ぶ絶好のチャンスなんです。あたりまえにやっていたことを改めてよく考えてみると気づくことも多くあります。よく言われることですが、アウトプットを意識するって大事なことなんです。

 

どうぞ教える機会があったら、頑張ってチャレンジしてみてくださいね。

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