何かが綻び始める時には、手抜きと不誠実さが存在する

最近私は色々舞台をいくつか拝見していて、そこで出会った方達から「今まで夢中だったのに、何だか最近気持ちが離れて来てしまった」とか、「最近新鮮味が感じられなくて飽きて来たし、そう感じている人も多い」という言葉を、方々から同時にお聞きするという事がありました。

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この様に「人から飽きられたり、気持ちを冷めさせてしまう」という時には、必ず作り手の「馴れ合いから生まれる怠慢」とか、

どの様な事情があるにせよ、情熱よりビジネスが先に立つという事含めた「作り手としての手抜きや不誠実さが混じる時」であるという事を、私は昔から熟知しておりますので、

「あぁ、やっぱりファンというものは良く見ているなぁ！甘く見てはいけない存在なのだなぁ！」と感じてしまったのでした。

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これは何にでも言えると思うのですが(※こういう文章などもそうです)、

作り手や書き手の熱い思いから生まれるものには、「人様に喜ばれるもの・役に立つものを届けたい」「最高のものを届けたい」という一心から、目に見えない所での努力や労力というものが必ず付随するものでありますが、

そういうものを「苦労と感じないほどの熱意」でもって生み出されたものには、誠実さと真摯さという真っ直ぐで澱みの無いワクワクする様な波動、或いは真剣さから生まれる迫力の様なものが乗っかっておりますから、そこに込められたエネルギーというものは全然違うものになるのです。

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楽をしようと手を抜いたものや、自分達の都合によるビジネスという数字が先に立ってしまって、馴れ合いから作られたものには、

ピュアな心から生まれる「情熱」というワクワクした波動は乗っかりませんから、感動というものは薄く感じられてしまうのは当然と言えば当然の結果です。

これが「新鮮味を失う」事に繋がっており、そうして「飽きられて行く」という綻びが生じ始めるのですから、本当に侮れないものだなぁ！と私は感じます。

何故ならそうした事が感じられた時、今まで誠実に積み上げて来たものでさえ、その綻びからそれが台無しになって行く可能性も秘めているからであり、

そうして一度離れてしまったファンの気持ちを取り戻すという事は、とてもとても難しい事になるであろうとも思うからですね。

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ただ生の舞台を拝見する限り、私自身は出演者の皆様からそういうものを感じる事はなかったのですが、

でも一旦そういう印象を持ってしまわれた方達には、生の舞台を観た時にも、その舞台全体のイメージとして、そういうお気持ちが反映されてしまうものなのだなぁという事も感じました。

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ちなみにこの世というのは「変化し続ける」という法則がある故に、レベルを維持し続けるという事は、現状維持だけでは「下がって行く」というシビアな現実があります。

作り手側の馴れ合いや、ファンへの甘えや傲りから、＂楽＝怠惰＂を選ぶ事で、純粋な情熱を感じないものに触れた途端に、ファンはそれを鋭く見抜いてしまう存在でもあるという事を、改めて感じさせて頂いた私㋱。

…というお話でございました。

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かつて生命力に溢れ美しかった花も、過去に生きた花としてドライフラワーになった時には、生き生きした新鮮さと潤いは失われています。

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いつの時代も「人が人に惹き付けられる」のは、瑞々しい感性から生まれるピュアな情熱と、やはり最後は裏表のない誠実さなのだと思います。

どんなに名役者であっても、誠実さの無いものには必ずどこかで綻びが生じますから、人は見破ってしまうものなのだと思います。(※人が離れて行ったり、熱心なファンを失う時というのは、それを感じさせてしまった時ではないかと私は思います)

私達は、特に年齢を重ねて来ると、生きる事に図々しくなり、開き直りという術も覚えて参りますので(!?笑)「初心に立ち返る」という事を忘れてしまいがちな動物でもありますが、

でも常にそれを忘れない方達は、気持ちがとても若々しく魅力的、自分に正直で謙虚で温かい方が多いので、故に人に飽きられるという事がない様に私は思います♪

( ・・) ～ ☆彡☆彡☆彡

私もそんな人間になりたいなぁ！(初心を忘れないって、簡単な様で難しい！)

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