- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
この小屋は、第2の住まいとして庭造りや、趣味の鳩などを楽しみながら、最低限の暮らしが出来るように作られています。もちろん本当の家はすぐ近所にあり、ここではゆったりと休日を過ごしたり、友人を招いてパーティーをしたりの使い方が想定されています。
川口市のような都市ではなかなかこのような生活を作り出すことは難しいかもしれません。でも予想以上に自然が残っていることも事実です。植木産業で有名なこの町は、多くの植木畑があります。自然林ではありませんが、それらの畑には多くの緑があります。そしてそのような畑は調整区域という建築行為の出来ない土地に造られているので、これから先もなくなることがありません。
都市の中に暮らしながら、すぐ近くにまるで別荘のようなセカンドハウス。なかなか贅沢な話です。