カナダ高校留学-オンタリオ州ハミルトンの危険さ

オンタリオ州の不穏なニュースが続きます。

またHamilton地区。

カナダの中では飛び抜けてHate Crime（人種、民族、宗教、性的指向などに係る、特定の属性を持つ個人や集団に対する偏見や憎悪が元で引き起こされる、嫌がらせ、脅迫、暴行等の犯罪行為）の多い地区として、CBCニュースが報道しています。

LGBTQへの支持を訴える人々の横で、憎しみを込めたコメントを発する「ホモは認めん！」派。 

カナダは移民の国！と唱える人々の横で、「移民は出ていけ！」と叫ぶ保守派。

その衝突が激しく、日常のHate Crimeもかなりの数に上るそうです。

人種、移民などへの反対派が暴力を使うことが日常となったこのHamilton。

日本からの留学、特に未成年の高校留学には相当厳しいものがあると思います。

Hamiltonは現在、カナダ全国の中で群を抜いて高いHate Crime率が報告されています。　100,000人の人口に対し、1.7人にHate Crimeの被害があります。

じゃぁ大したことない、うちの子は大丈夫。

と、思いますか？

留学生、特に行動が幼い日本からの高校留学生は目立ちます。

いかにも防御本能に欠けているような行動は、Hate Crimeの絶好のターゲットになる可能性が高いです。

100,000人中1.7というのは、白人を含めすべての人種、年齢を含めたものですので、日本からの高校留学生がHate Crimeの犠牲となる可能性は、はるかに高くなると思います。

Hate toward minorities(人口少数派）に対する暴力、嫌がらせが飛び抜けて上昇していることも憂慮されます。

ハミルトンでのHate Crime上昇の原因のひとつとして、トランプの登場があげられています。

あからさまに白人市場主義を叫び、有色人種、移民、LGBTQへの攻撃姿勢をむき出しにしたトランプアメリカに影響され「差別はするものだ！」と思い込む白人たちが増えたせいでしょうね。

また、警察の無関心も原因のひとつだそうです。

人種差別の被害者への対応が遅く、真剣に行動しない、相手側（差別した側）へのひいきもあることは非常に残念です。

そんなハミルトンの環境は、日本からの未成年には絶対お勧め出来ませんね。

敢えてアジア人への人種差別を経験したいという「稀な」目的を持つ方以外は、わざわざここを選ぶ必要はないと考えます。

ハミルトンからは「留学フェア」に出向いて綺麗事を並べ立て、留学生を勧誘する担当者が春のカナダ大使館留学フェアに出向いたそうですので、ひっかかった親子も多いのではと心配しています。

ご相談も受け付けておりますので、ご連絡下さい。

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