この建売プロジェクトは少し変わっておりまして、最初に4組の建築家を集めて、敷地割りから打ち合わせをしていくという方法をとってます。
われわれ4組の設計事務所がここで提案したルールというのは、自分の敷地内で少しずつ隣地との間に隙間を設けることで、風通しのよい豊かな環境が提供できるのではないかということでした。
よくあるギュウギュウ詰めの建売住宅ではなく、お互いが少しだけセットバックすることで、環境を変化させるのです。
ちょっとしたことなのですが、大きな話です。
4棟まとめてやるからこそ可能になる話ですね。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 新
- (建築家)
- 納谷建築設計事務所
「Why」を突き詰めると、家の本当の役割が見えてきます
例えば「ここに窓が欲しい」と思う気持ちは、記憶の産物でしかありません。欲しい「why」を突き詰め、家作りで答えを出すのが僕らの仕事です。家への思いを遠慮せず話して下さい。楽しくて新しい家を一緒に作っていきましょう。※僕が納谷兄弟の弟です
「玉川台の住宅」のコラム
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