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判断基準は複雑です

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おはようございます、今日はクリーナーの日です。
コードレス掃除機を使いだして早数年。


所得税の基礎についてお話をしています。
法人を設立すると、社会保険加入による負担増を覚悟する必要があります。


論点を整理すると


・ある程度業績が良い個人事業主は、法人成りをすることが多い
・法人成りをすることで、事業所得から給与所得に課税対象が移る
・給与所得になることで給与所得控除の恩恵を受けられる
・ただし恩恵を最大限活かすには、ある程度安定的な業績が必要
・さらに、法人設立により社会保険加入の義務が生じる
・社会保険は個人法人折半だが、小規模法人の場合、結局社長が全体を負担している


今回は省略をしますが、これに消費税の納税義務判定など、更なる判断基準が加わります。
また「個人所得税の負担と法人所得の負担では、個人側が相対的に重くなってきている」という事情もあります。


個人事業か、法人設立か。
この点について判断をするためには、これら事項について総体的に判断しなければならないのです。
正直、これについて一般の方がある程度合理的に判断するのは、難しいのではないかなぁ・・・と。


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