おはようございます、今日は焼き肉の日です。
先日、お店の外席で食べましたが、中々乙なものですね。
所得税の基礎についてお話をしています。
形だけを整えた損益通算はやめようね、というお話を繰り返ししております。
実際に事業を本気でやっている、ということを証明したいとき。
やはり重要なのは帳面です。
「売上」「仕入」「管理費等々」について、しっかりと会計帳簿が作られているか?
在庫管理は?固定資産は?
そういった各取引について、帳簿でまとめられていれば、やはり信用度が違います。
また、売価等についても常識的な範囲におさまっているか、確認が必要です。
極論をいえば「仕入れ値が5,000円の商品を3,000円で販売していた」としたらどうでしょう?
これは営利を目的とした事業とは言えず、損益通算目的の租税回避行為と捉えられることでしょう。
ただ、例えば「型落ちやブームが過ぎたことによる投げ売り」であれば、話は別です。
特に趣味的な世界では、そういったブームの隆盛と販売実績には大きな相関関係が認められます。
実際に、事業というのは予想もしなかったようなことが起こるものです。
その現実をしっかりと記録し、本気で事業に取り組む。
その結果損失が出たときには、事業所得として損益通算を行えばよいかと思います。
ただ、注意点が一点。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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