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閲覧数順 2024年04月19日更新

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2020年5月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。4月28日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。

 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、4月28日に公表した最新の政策委員の見通しでは物価上昇率が20年度は-0.8~-0.4%、21年度は0.0~+0.7%、22年度は+0.4~+1.0%となっており、2%の物価上昇率達成にはまだ時間がかかりそうです。(1月時点に比べて、全年度が下方修正)

 次に長期固定金利です。5月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比横ばいの年1.75%となっています。長期金利が横ばい推移したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利の指標となる長期金利は低下しやすい展開となりそうです。

 4月27日の金融政策決定会合では、日銀が買い取る国債の量をこれまでの年80兆円から無制限に拡大しました。これにより機関投資家は国債に投資しやすくなり、国債価格は上昇(利回りは低下)するものと考えられます。

 従って、長期金利は再度マイナス圏で推移すると考えられることから、来月の全期間固定金利は低下する見込みです。なお、フラット35の金利は月初の第1営業日にあたる、1日正午に発表の予定です。


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー)


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