始めたころの「意志」を受け継ぐ難しさ

お久しぶりになりました。

13日の金曜日から、18日まで、怒涛の如くの仕事に没頭。

あれ？っていうまに一日が過ぎ、

あれって言う間に1週間が過ぎていったのですが、

もちろん、その間に、感性を刺激されたこともたくさんあって。

その中の一つ。

意志の伝達について、

今日は書こうと思いました。

おかげさまで、「事業承継」のお手伝いの中でも、

特に。

受け継ぐ人作り事業は、

たいへん好評をいただいております。

事業戦略や、事業計画を書き足すのはもちろんですが、

もっと原点である「創業者の想い」を受け継ぐところからスタートして

単に続けるとか、守ろうとするのではなく、

未来を創る

覚悟や自覚、責任や役割を明確にするところからスタートしているので、

渡す側のご信頼が増す結果を残せています。

正に、この「スターターの意志」の確認が必要だなぁと感じたのは、

昨日、とても隙間も本来は時間がないところ、

皆さんにご協力をいただき、無理に無理をしてもらって、

40分だけ時間を作って、

3日間限定の商品を受け取りに行ったのです。

本来は、こういう予定は組まないし、限定品はあきらめることにしています。

なぜなら、わたしの使命は、ざっくり表現すると、

多くの人が自分らしく生きられる社会を目指すために寄り添うことだからです。

だから、相手の予定に合わせる生活をするので、

この日だけとか、

この商品だけとか言うものに興味を寄せず、

その時、その出会いがあれば良しとするのです。

が。

今回は、以前から親交のある友人に、プレゼントとして贈りたいと

直感的にひらめいたものだったから、ちょっとだけ執着したんです。

なので、お昼ご飯を犠牲にして、

往復と商品を受け取る時間を作ったということだったのです。

その事情は、お店にも伝えたんですが・・・

案の定、ご紹介したい人がいるとか、

ご挨拶をしてほしいとか。

こちらの事情は、まったくお構いなし。

よほど、もう結構ですといって、帰ろうかとも思いましたが、

プレゼントしたいというイメージが鮮明になっていたし、

プレゼントを受け取った人の笑顔も想像していたので、

ぐっとこらえて、とにかくお支払いだけを済ませて、車に乗り込んだというわけです。

守ろうとする意識だけになると、

続けようとする思いだけだと、

心にゆとりがなくなります。

思いやりというのは、自分の心にゆとりがなければ、決してできるものではありません。

でも、そもそも、受け継いだ時、情熱があって、どうしたいという意志もあったことだと思います。

親の仕事をする姿からは、決して見えない苦労というのはあるものです。

それに直面したら、ゆとりがなくなってしまったのかもしれませんが、

もう一度、初心を取り戻す必要があると思います。

どうしてその業界なのか。

どうして受け継いだのか。

何をしたいのか。

何ができたら、どうなるのか。

だれのために、何をして、どんな影響を与えたいのか。

事業継承は、パッションがなくなったら、苦しいだけになります。

初心を取り戻すことができれば、そこからまた、新たなエネルギーが生まれます。

事業承継だけでなく、

これは、今の自分の仕事の結果を変えるためにも、必要な事です。

日曜日、ゆっくり頭も心も解放して過ごしたいところですが、

今一度、考えてみてはどうでしょう。

自分は、

何のためにその仕事を続けているのか。

それができたら、周りにどんな営業を与えることができるのか。

どんな刺激を受けると、変わらない日常を変化させることができるのか。

そのために、どんな行動を起こすことができ、

その中から、どんな答えを選ぶことができるのか。

強い風が吹いて、満開のバラの花が折れそうで・・・

昨日からずっとハラハラして過ごす週末。

ちょっとだけ、気分がふさがる出来事に遭遇。

自分の人生の目的と、与える影響をしっかり考えることを

やっぱり、多くの人に広げていきたいという熱意を再確認しました。

今日も、ありがとうの掛け残で、

信頼を積み上げ、皆と一緒に、自分も幸せになるよう過ごしてくださいね。

最後まで読んでくださり、

ありがとうございます。