私の事務所、サカイデザインネットワークが意匠設計、インテリアデザインを担当し、ミサワホームイングが建築プロデュースをおこなっているプロジェクトで、2×4工法の木造住宅です。
工事中の現場では、施工会社が担う「工事管理または施工管理」と設計事務所が担う「設計監理」という仕事があります。 よくこの2つの仕事の役割を混同されることがあるのですが、基本的な役割が実は異なるのです。
「工事管理」は、現場で安全に、たくさんの職種がスケジュール通り的確に施工が進行するよう、施工会社の現場責任者が現場にて管理、調整することが主な仕事になります。
「設計監理」は、設計事務所が設計とおり現場が施工されているか、現場からの質問等があれば明確にするなどの現場での確認業務が主な仕事になります。また工事中現場でのお客様への説明や新たなご要望などがあれば速やかに現場へ伝える役割などを担います。
「工事管理」と「設計監理」が連携することで的確に工事が進行するため、工事中のこの2つの役割はとても大切になります。
「成城の家」プロジェクトでも日常の電話やメールでの連絡の他、私は、毎週1、2回は現場へ向かい現場状況の確認と現場監督との打合せをおこなうことにしています。
●日常をお伝えするブログ酒井正人DesignDiary
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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