- 中野 博
- 株式会社エコライフ研究所 代表取締役
- 埼玉県
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
「はい、おやつできたわよー。」
「ありがとう、いただきまーす。」
「ねえ、大樹君、なんで君のお母さんはいつもおやつ作ってくれるの?」
「だって、その方が安いからじゃない、それと健康にいい材料を選んでいるらしいよ。」
「いいよなー、僕の家では友達がくると、おやつ代が高くつくから、あまり家に呼ぶなっていうんだよ。」
「僕の家もそう、友達を連れてくると、あまりいい顔しない。」
「大樹君のお母さんの話や家の話をすると、だったら大樹君のとこの子供になりなさい!なんて怒ることもあるんだよ。いやになっちゃうよ。」
「うちなんて、お母さんもお父さんも働いているから、友達はよんじゃだめなんだ。」
「大樹君、君んちのお父さんはなんで、こんな家を建てたの?」
「インターネットでいろいろ調べたり、本もたくさん買って勉強していたよ。僕もこの家を建てる前に何度も家を作っているところや、たくさんの家をみるために連れて行かれたよ。一番盛り上がっていたのは、ママだけどね。」
「大樹、聞こえたわよ。」
「ママ、パパは何でこの家にしたんだっけ?」
「そうね、家族の健康とか将来の事とか、いろんなこと考えて勉強していたけど、最後はこういう木をいっぱい使った家が一番気持ちよくて落ち着いたからかな。」
「おばさん、今度うちのお母さんも連れてきていい?」
「いいわよ。翔平君はこの家気に入ってくれたの?」
「おばさん、大樹の家はみんな気に入っているよ、うちのお母さんにも一度見てもらおうかなー」
「ところで、翔平君、パソコンで、こう言う木の家に変えてくれるリフォーム会社を調べてみようか?」
「いいねー、調べてみよう!」
「まずは、リフォームで検索して。あーこんなにいっぱあるよー。でも、リフォームといってもいろんなのがありすぎるな。じゃー、パパがこの前言っていたエコリフォームで調べてみよう。」
「うわーこれもいっぱいあるじゃん。」
「そうだね、あーこの会社面白そう。うわーきれいだなー。こんな感じに変わるんなら、いいよねー。」
「この写真なんか、大樹君ちにそっくりじゃん。」
「アー本当だ、ねーねー、これプリントアウトしてくれない?僕今日家に帰ってお母さんにお願いしてみるから。」
「あ、僕もついでにいいかなー?」
「え!拓也くんとこ、最近新しい家を作ったばかりジャン。」
「うん、でもここの家みたいに木の家のほうがやっぱ、いいしさ。リフォームならうちの親もしてくれるかもしれないし。」
「でもさ、こうしてネットを見てみるとたくさんあるもんだねー。」
「今は情報時代だからね!」
(つづく)