全ての人間関係の基本 - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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全ての人間関係の基本

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皆様は恋愛や親子関係等で悩まれた経験はございますか?

ハイ!勿論私はそのどちらも経験済みでございます♪(笑)

(^^ゞ

 

それ以外にも職場の人間関係であるとか、友人や知人との関係性の中で悩まれている方は、きっと沢山いらっしゃる事でしょう。何故ならどの時代であっても、人間の持つ普遍的な悩みは「人間関係」であるからですね。

(・。・;

 

…という事で、今回はそんな人間関係で悩んでいらっしゃる方達へ向けたメッセージとなります。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

ミナミのライト らいと ライフ~light, right, life~  より 

【 アシュタールのメッセージ 】

 

 

こんにちは こうしてお話しできることに感謝します。

 

 

パートナーや親子などの関係を気持ちのいい関係にしたいと思うならば、

先ずあなたが自立してください。

自立するというのは、自分で自分を楽しませることが出来るということです。

自分を楽しませることは、とても大切なことなのです。

 

 

人のことばかり優先させ、自分のことを後回しにしてしまうと

自立することが出来なくなります。

何故でしょうか?

期待してしまうからです。

 

 

期待すると、依存してしまうことになります。

私はこんなにあなたのことを考えています、こんなにあなたのためにしています・・

ですから、あなたも同じようにしてください・・と要求したくなってしまいます。

そして、執着になってしまうのです。

 

 

執着すると、その人から離れられなくなってしまいます。

その人がいるから、私の存在価値があると思ってしまうことになります。

ですから、自分のアイデンティティーのために、その人が必要となるのです。

そして、執着から、その人をコントロールしたくなってきます。

 

 

コントロールしたくなって、コントロールのエネルギーを出してしまうと、

そのエネルギーを感じて、その人はあなたから離れたくなってしまいます。

ですから、もっと執着し、もっとコントロールしたくなり、関係は重く苦しいものと

なってしまうのです。

 

 

人のことばかりを考え、人のためにばかり行動していることが、やさしい人と評価されるようですが、

そうではありません。

それは、過ぎるとエゴになってしまいます。

 

 

自分だけを大切にしてください・・というと、自己中心的で、自分のことばかりで

人が困っていようと何も手を差し伸べない冷たい人という誤解をしているかしれませんが、

そうではありません。

 

 

自立している人は、さっぱりと人に提供することが出来ます。

表現が難しいですね・・さっぱりと、と言うのは、自分が出来る範囲で、

自分がしたいと思ったときだけ・・と言う意味です。

 

 

ムリはしないということです。

それは、冷たいことではありません。

出来ることはしますが、出来ないことは出来ません・・と言えることを大切にしてください。

 

 

出来ないことまでムリして提供すると、先ほどもお伝えしたように期待と

執着の気持ちが大きくなってきます。

そして、手を差し伸べているようで、反対に依存してしまうということになります。

 

 

子どもから離れられない親は、このような形になっている場合が多いです。

自分は子どものために生きている、子どもが一番です・・という考え方になってしまうと、

子どもが自立出来なくなるどころか、自立することを妨げるようになってしまいます。

子どもが親のアイデンティティーになってしまうからです。

 

 

パートナーとの関係も同じです。

自立している同士が一緒にいれば、とても楽しくて風通しの良い関係を築くことが出来るのです。

自分で自分を楽しませることが出来るから、パートナーと一緒にいても楽しむことが出来るのです。

 

 

自分を楽しませることが出来ない人は、パートナーに自分を楽しませてくれることを要求してしまい、

パートナーとの関係が平等でなくなってしまいます。

 

 

あなたが自立していると、そのエネルギーを共振して相手も自立します。

自立している人は、依存をさせない人だからです。

ですから、依存されて困るのです・・という悩みを持っている人は、

その人自身も自立していないからだということを理解してください。

 

 

人といい関係を築きたいと思うのであれば、まずあなたが自立してください。

自分で自分を楽しませることが出来るようになってください。

 

 

ひとりでいることを楽しめるようになってください。

自分で自分のことが出来るようになってください。

そうすれば、自然にまわりの人ととても良い関係が築けていることに気がつくと思います。

 

 

あなたに愛をこめてお伝えいたします。

 

 

 

 

 

以前、散歩すると良く見かけた美しいつがいの鴨さん♪

仲良き事は美しきかな~♡

(*^^*) ~ ☆彡

 

彼らは本当にいつも仲が良くて、お互いにとても愛し合っている事が、常に自然にシンクロする動きから伝わって来て微笑ましかったです♫

(^^✿

 

 

 

人間関係で人の心が離れて行く時というのは、相手に対して「私は親だから!」「私は妻(夫)だから!」「私は上司だから!」「私は先輩だから!」という様なエゴを基本にして物事を捉える事から生まれる"歪み"から生じます。

 

「私は"親"である!」という人も、その人の親からしたらその人は"子供"でもある訳ですし、兄弟姉妹から見たら、その方は親ではなくて"兄(弟)・姉(妹)"という事になります。

 

「私は"上司"だ!」というのも同じで、そういう事に拘る人も、自分の上司からしたら"部下"になる訳ですし、会社や組織に関係ない人からしたら、その人は上司でも何でもない人になる訳です。

 

そんな相手によってコロコロと呼び名が変わるもの(※こういうものは、その人の人間性を表すものではなく、単なる記号の様なものに過ぎないと仰る方がおりますが、私も全く同感です)に重きを置いて物事を計る様になった時、その人は"人としての大事な基本"を忘れてしまう様に私は思います。

( ・・) ~ ★ 

 

 

 

何故ならそういう価値観で物事を計ってしまうと「親だから子供に何をしても良い」「子供は黙って親の言う事を聞くものだ」「私は上司だから何をしても良い」「私は先輩なのだから、どんな理不尽な事をしても後輩は黙って言う事を聞くものだ」という、相手の人格を無視する様な驕った思考になるからです。

 

そしてこういう方達というのは、そういう思考故に生じる「相手に対して要求する事が、人により(※自分の立場が変わると)矛盾する」という事には全く気付いていないという事があり、

 

故にその方達の言う事には一貫性がなく、絶えず「自分に取って都合の良い"その場凌ぎ"の判断」になる為に、人に本物の説得力を持つ事が当然できないのですが、ご本人はそういうご自分の矛盾に気が付いていない場合が殆どです。

 

故にそういう説得力を持てない方ほど、躍起になって「自分は親だ!」「自分は上司だ!」「自分は先輩だ!」等という"記号"を盾に、人をコントロール支配したがる様になるというカラクリなのです。

 

(^^;(^^;;(^^;;;

 

 

 

ちなみにこういう方達というのはコンプレックスが強い故に、絶えず人間関係で優越感を持ちたがる事から競争意識というエゴが大変強いですので、

 

誰が言おうと「真理は真理」「事実は事実」「善いものは良い」「良くない事は良くない」といったもので判断ができなくなりますから(※自分が一番でないと気が済まないと言ったくだらないエゴですね~)、

 

自分をチヤホヤしてくれる者や、自分を頼って甘えて来る者、つまり自分の欲求を満たしてくれる相手や、自分が支配下に置けると自分が感じられる者に対する判断と、そうでない者に対する判断には大きな矛盾が生じます。(※人を支配できているという感覚も、実は単なる幻想に過ぎないのですが…)

(・・;)

 

 

 

立場は違えど「人として、魂は皆平等且つ対等である」という基本姿勢を忘れた人間関係は、必ず何処かで破綻するものだという事は、今回のメッセージのこの部分に集約されていると思います。

 

 

コントロールしたくなって、コントロールのエネルギーを出してしまうと、

そのエネルギーを感じて、その人はあなたから離れたくなってしまいます。

ですから、もっと執着し、もっとコントロールしたくなり、関係は重く苦しいものと

なってしまうのです。

 

 

人のことばかりを考え、人のためにばかり行動していることが、やさしい人と評価されるようですが、

そうではありません。それは、過ぎるとエゴになってしまいます。

 

 

そして、

 

 

自分を楽しませることが出来ない人は、パートナーに自分を楽しませてくれることを要求してしまい、

パートナーとの関係が平等でなくなってしまいます。

 

 

という所は、恋愛以外の全ての人間関係にも通じる事だと私は思います。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

本当にこの世は「不健全な人間関係」を好む方達が多く、「それが常識だ」という事で、逆に自分の目でものを見て、自分の頭で考えるという事ができなくなっている人間で溢れていますね~。

 

そういう「常識」というものに囚われて生きている方ほど、自分の私生活では家族と上手く行かずに、絶えずストレスを抱えているという様になるのは、私からしたら至極当然であるという気が致します。

 

職場などでそういうものを持ち込んで物事を計る人というのは、自分の家庭でも同じ様な思考で家族と接する事になる訳ですからね~。

 

その多くは、家族から「軽蔑されて軽く見られる」「恨まれる」という事に繋がるのですが、それは"人として"という基本を忘れて、「親だから!」「夫(妻)だから!」という事で家族を説得しようとするからでしょうね

(^^;;

 

 

 

本当に人の心を動かせる人間というのは、人を説得する時には"記号"などに頼らず、又"記号"により自分の信念を変えないという"一貫性"を持てた人だけです。

 

つまり「生きる姿勢」でもって、自ら見本を示せる方のみなのです。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

 

 

ちなみにそういう説得力を持てた方達に共通するのは、精神的に自立していて「皆と一緒♪」「人とつるむ」という様な集団意識や行動を好まず、常に自分の目でものを観て、自分の頭で考える、自分をクールに客観視できるという方達ですね。

 

 

人といい関係を築きたいと思うのであれば、まずあなたが自立してください。

自分で自分を楽しませることが出来るようになってください。

 

 

ひとりでいることを楽しめるようになってください。

自分で自分のことが出来るようになってください。

そうすれば、自然にまわりの人ととても良い関係が築けていることに気がつくと思います。

 

 

 

常に集団で行動する事を好む方達というのは、ベタベタした人間関係を好む人が多く、「親しき中にも礼儀有り」という"相手との距離感"というものには疎い方達でもあり、

 

故に平気でドカドカと人のプライバシーに土足で踏み込んで来て、覗き込む事を好まれる方々が多い様でございますね~。

(・。・;

 

 

 

ちなみに私は「いつも集団行動(※誰かと一緒含む)を好む人かどうか?」という事も、その方が成熟した人かどうかを判断する時のバロメーターの一つになっています。

(^^✿

 

自立した者が集まって何かを生み出す事と、依存した者同士で集団行動を取る事とは、似て非なるもの♫

(^^ゞ

 

自立した人達とは、「自分と違う意見の者を尊重できる」という健全な関係性を持つ事ができる為、お互いの良い所を学び合ってチョイスするので、結果とても合理的に無駄なくシンプルに物事が進みます♪

 

そして依存している人達というのは「自分達と違う価値観を持つ者を排除する」という習性があり、故にそういう自分達の狭い視野の中でお互いの優位性を示したいエゴから、

 

「シンプルな事を、わざわざ複雑にややこしくする」という結果を生み出す事が多いですので、どうぞ皆様もバロメーターにされてみて下さい。

(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

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(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年