４９：５１の難しさ

　こんばんわ

明後日から世間はゴールデンウイークということで、この1週間は経理関係の業務が盛り沢山です

　経営者について語れるほど、長い経験を積んでいる訳ではないけれど、経営者の１つの役割として「決断」があると思います

食事の際に、どの料理を選ぶかも、毎回悩みますよね

  様々な選択肢の中から、なぜ？何を？どの様な形で行うのか？どれくらいの資源をそこに投入するのか？などといったことを、日々考え、決断を繰り返していく訳です

　その際、いわゆる「坊ちゃん」の世界みたいに、分かりやすい善悪があったり

  ０：１００の世界であれば、誰でも素早く決断を下せる訳だけど、多くの場合「４９：５１」みたいなことが多いんですよね

４９のメリットと５１のデメリット

　特に経営が苦しい時って、中長期的には５１のデメリットがあると分かっていても、短期的に得られる４９のメリットを取りたくなってしまったり、周りに意見を聞いたとしても、人によっては４９のメリットがより大きく見えたりするので、そちらの意見を推しだったりする訳です

　また、こうした状況では人によって意見が割れやすいし、決断をして実行をする中で、それが一定の時間が掛かるものであればなおさら、途中で前提条件が変化をし、５１：４９に関係が逆転をする場合も出てきたりします

　そうすると、反対の案を推していた人達からは、「だから言ったのに」などと言った意見が出やすかったりもする訳ですよね

  しかし、そうしたことを恐れていては、何も決断が出来ず、決断が出来ないから行動も出来ず、結果も得られない

　弊社のスタッフにもよく話をするのが、「ポジションを明確にしよう」ということですね

絶対的な正解が無い中でも、決断をしてポジションをとることが大切

  Aも良い、Bも良い、Cも良いでは何も決まらず、行動も出来ず、PDCAも回らない訳です

  初めから正解がある訳でも、分かりやすい基準がある訳でもなく

可能な限りの情報を集め、考え、決断をする

　そして、決断をした後は、その決断を正解に出来る様に、チームに方向性を示し、行動をし続ける

結局はコレしか無いんだよな～と

としお

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