「怒り」というものの正体 - 文化・芸術全般 - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
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「怒り」というものの正体

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この世の中には、まるで「怒る為に生まれて来た」という様な方達が結構多くいらっしゃいますよね~。

(^^;;

 

そしてそれを仕事にまで持ち込む、自分の感情をコントロールできない大人達というものも多くお見受け致します。

\(◎o◎)/!

 

そこで今回は、以前にもコラムでお伝えした事のある「怒り」に付いて書かれたメッセージを再掲載致します。

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

  ミナミのライト らいと ライフ~light, right, life~  より 

【 アシュタールのメッセージ 】

 

こんにちは こうしてお話し出来ることに感謝します。

 

 

誰かの言葉にカチンと来たら、それはチャンスです。

カチンとくる・・それは、あなたの中にカチンと来るタネがあるからです。

そのタネが見つかれば、それを手放すことが出来ます。

 

 

人は自分の意見を言っているだけなのです。

それに反応するのは、自分のタネだということです。

 

 

たとえば、同じことを同じ言い方で言ったとしても、そこにタネがあるか、ないかで反応は違ってきます。

 

 

背の高い人に・・あなたは背が高いですね・・と言ったとします。

背が高いということにコンプレックスを持っていると、その言葉にカチンときます。

そんなことを面と向かって言うなんて、失礼ですね・・という反応になります。

 

 

でも、背の高いことに何もコンプレックスなどを持っていなければ その人はにっこり笑って、

そうなんですよ、成長し過ぎちゃって・・って答えることが出来ます。

背が高いことに何かコンプレックスというタネがあるかないか・・

それで反応は全く違ってくるということです。

 

 

だから、あなたが誰かに言われた一言にカチンと来たら、その時はコンプレックスや

過去のもういらなくなった出来事で出来てしまったタネを手放すことが出来るチャンスです。

タネを手放すことが出来たら、同じことを言われても何も感じなくなります。

あの人がイヤなことを言って私を怒らせる・・のではなく、

自分の中にタネがあるから怒るのです。

 

 

もしその人がわかったうえで意地悪を言ったとしても、あなたの中にタネがなければ

意地悪と感じることもないのです。

タネが少なくなれば、とても自由になれるのです。

カチンとくる言葉を言ってくれた方に感謝なのです。

手放すお手伝いをしてくれたのですから。

 

 

ではどうやって手放せばいいのでしょうか?

とても簡単です。

そこにタネがあることを認めてください。

それだけで大きく違います。

自分の怒りや悲しみを人のせいにすることがなくなるからです。

 

 

人のせいにしてしまうと、自分で何も出来なくなります。

でも、自分の問題だと思えば、自分でそれをどうにでも出来るようになるからです。

自分が主となれるからです。

 

 

タネが見つかったら必ず手放すことが出来ます。

原因がわかれば、解決法もわかるからです。

そして、それを隠すのではなく、表に出してください。

 

 

たとえば、私は背が高いことにコンプレックスがあるみたいです。

なので、ちょっとしばらく私の前で背が高いとか低いとかの話題はしないでください・・

と周りの人に伝えておくのです。

 

 

隠すから辛くなるのです。

表に出してしまえば、何も怖くなくなります。

自分にとってものすごくコンプレックスだと思っていたことも表に出して、

みんなに言ってしまえば、なんだ大したことじゃないんだ・・って思えることが出来るからです。

 

 

コンプレックスだけではなく怖れ、不安、心配、過去に感じた傷(トラウマ)などは、

隠そうとすればするほど、自分の中で大きく恐ろしいものになっていくのです。

だから、出来るだけ表に出すようにしてみてください。

気がついたら、どうしてこんなことにこだわっていたのか・・って

自分でも不思議だと思えるようになります。

 

 

そして反対に、もしあなたが誰かを怒らせてしまったと罪悪感を感じた時は、この話を思い出してください。

あなたが怒らせたのではなく、その人の中に怒るタネがあったから怒っただけのことです。

ですから、あなたが責任を感じる必要は無いのです。

 

 

人の感情は、その人のものです。

自分以外の人の感情にまで責任を負う必要は無いのです。

そして、責任を負うことなど出来ないのです。

 

 

今までは、外ばかり見ていました。

外の環境が自分に影響を与えている・・だから自分では何も出来ない・・と。

 

 

でもまったく反対です。

あなたが外の環境に影響を与えているのです。

だから、自分で環境はいくらでも変えることが出来るのです。

 

 

あなた自身が、あなたの現実の主役となれるのです。

あなたの物の見方、考え方で、あなたの見ている現実はいくらでも好きに変えることが出来るのです。

 

 

 

あなたに愛と感謝 そして平和の光を送ります。

 

 

 

 

 (※ポストカード より)

 

動物の眠る姿って、とても愛らしくて気持ちがほっこり致します♡

(*^^*) ~ ♡

 

 

 

何かを伝えるのに、ピリピリと怒りながら伝えようと、穏やかに理知的に伝えようと、伝える内容は結局同じなのですから、感情的になるだけ自分が損を致します。

 

感情のコントロールができないという事は、自分の感情に呑まれてしまうという事ですから、そういう人間は結局誰からも尊敬はされなくなって行きます。(※霊的な観方で視ると、感情=霊であり、怒りに呑まれた状態とは、霊に憑依された状態=低級霊に乗っ取られた状態だと言われます)

(・_・;)

 

そして「怒る」という行為は、その時はストレスを発散した気持ちになるのですが、実は怒りのエネルギーというものは凄まじいものなので、結局自分のエネルギーをかなりロスする訳ですし、

 

この世には「自分が放ったものは自分に返される」というクールな宇宙の法則がある為、結局自分の放った怒りというのは、全部自分に跳ね返って戻って来る為に、最終的には怒ったエネルギーの分量と同じ分、自分が落ち込むというのがバランスなのです。

 

素敵な大人を目指すなら、自分の感情には気付いて呑まれない様に理知的に生きたいものでございます♪

( ・・) ~ ☆彡 or ★彡

 

 

 

ちなみに仏教では、人間の持つ三大煩悩は「怒り」「強欲」「無知」と分類されており、これらはその人の持つ"業"から生まれるとされています。

 

人間は「怒りながら生まれて来る」と言われるのも、生命というものは、この"業"をエネルギーにこの世に生まれて来るからだそうな~

(^^;(^^;;(^^;;;

 

ちなみに「怒り(憤る・憎しみ)」「強欲(むさぼり・ものおしみ)」「無知(無明)」というのは、自分の人生の不徳の貯金になってしまうそうなので、これらを自分の中で無意識に野放しにしていると、幸せから遠ざかるとも言われています。

 

それは「誰かにした事は、巡り巡って自分に返って来てしまう」という事からなのですが、それが与えた本人から返される訳ではないという事の方が多いので、多くの方はこの宇宙の法則=この世の真理に気付けない事が多い様でございます。

(・。・;

 

それは、例えば「家庭不和」であるとか、「伴侶の気持ちが自分から離れて行って、浮気などされてしまう」というケースも多い様ですし、「自分の子供から尊敬されない」「知らない人から不親切にされる」など、色々な返され方がある様でございます。

☆_(_☆_)_☆

 

ですので自分を知る為に、そういうものをバロメーターにされてみるのも良いかもしれませんね~。

 

もし私生活でアンラッキーな事が多いと感じたり、何かをしようとするとタイミングがずれて流れに乗れないとか、家族の誰かに反抗されたり避けられるという様な事も、「自分が他者にどういうものを与えているか?」のバロメーターになるという事でございます。

(^^✿

 

 

ちなみにこういうケースは日本人の、特に女性に多い様に私は思うのですが…。

 

自分の欲求や言いたい事を我慢して(※その多くは安定した生活を確保する為とか、子供の為とかが多いかも…)、長年旦那様や家族に尽くして来た女性が、本来の自分を押し殺す=自分を蔑ろにしているというタネに気付けず、

 

その生き方が家族の為に(…て、本当は自分の安定した生活の為だったりも)善かれと頑固に信じ切っている場合、年を取ってから暴言を吐く痴呆老人になってしまうケースは多い様です。

(・・;)

 

何故なら、人間は死ぬ時は「プラス マイナス ゼロ」にさせられる様に生まれ付いているからですね~。

 

こういう方は、外から見ると「優しくて良い人」と言われる方が多いのですが、そういう自分の内面に潜んでいるネガティブものと向き合う事をせずにいると、自分の持っている"業"に気付く事が不可能である為、

 

これは以前にもコラムで書いた事ですが、それはつまり「ボケさせてでも吐き出させる」という天の采配なのではないかなぁと、私自身は解釈しています。

( ・・) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

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長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年