若手トレーナーは新聞＆ニュースアプリを活用しよう

　こんばんわ

  4月から弊社にも新入社員が加わり、全体ミーティングに参加をして貰っていますが、以前ミーティングで話をしたのが、「新聞＆ニュースアプリ」を活用せよ！！

　現在は、1人が1台スマホを持つ様になり、何かあればスグに「Google先生」に質問を投げかけると、多くのことを教えてくれます

  しかし、これには１つ問題点があり、何かと言うと「知らないことは調べられない」ということなんですよね

　めちゃめちゃ当たり前のことなんですが、これに気が付かないと「未知の未知問題」が解決されません

  私の独断と偏見を書いてみると、自分自身をはじめ、トレーナー業界というのは、学生時代の勉強から逃げ続けてきた結果、辿り着く場合であることが多く見られます

　プロのアスリートを目指したけれど、どうやら自分はプロに成れそうにないぞ→でも勉強は好きじゃないし＆スーツ着てサラリーマンはやりたくないし→スポーツの現場を支えるトレーナーという仕事があるらしいぞ→トレーナーの養成学校に入学......

　もちろん、そうではない方もおられますし、勉強も好きな偏差値60～70くらいの異分子が紛れ込んできますが、そうした異分子の大多数は、卒業する頃には他の業界に就職を決めていたりします

　上記の様な環境および20歳前後という若さも相俟って、その集団で交わされる会話の半分は「カワイイ」、「マジ」、「ヤバイ」で完結しているはず（笑）

「あれ、可愛くない？」

「マジ　可愛いい」

「ヤバいよね」

「ヤバーイ」

　35歳のオッサンの狭量な偏見ですが、超極端に言えば、「マジ」と「カワイイ」と「ヤバイ」の３つを頂点とする、スーパー小さな3角形の中がコンフォートゾーンで、それ以外の領域が「未知の未知」な訳です

　しかし、4月1日を迎えると、そんな状態からいきなり「ビジネスパーソン」になる訳ですが、「ビジネスパーソン」として活動をする上で求められる語彙や知識、能力というのは、そうしたコンフォートゾーンの外にある訳です

　マジ、カワイイ、ヤバイを頂点とする三角形の世界の中で「検索」を掛けた所で、社会に出て必要となる知識とはなかなか出逢うことが出来ません

　更に追い打ちを掛けるのが、就職先にちゃんとした社会人の先輩が居れば良いのですが、そうした先輩などもいない場合、社会人になってもコンフォートゾーンが変化をしません

　その為、先ずはスグに出来る事として、新聞に目を通してみたり、ニュースアプリなどを見る中で、知らない言葉や世界に出逢うことが大切なんじゃないかなと考えています

　そうすることで、「未知の未知」から「既知の未知」へと世界が変化をします

  もちろん、そこで止まってしまっていては意味が無いので、分からない言葉や世界に出逢った時に、それを調べる習慣やそれについて考える習慣を身に付けることが重要

未知の未知→既知の未知→既知の既知に変化

　社会に出て１～２年目にそうした習慣を身に付けるか、30代を過ぎてから身に付けるかは大きな違いですので、なるべく早めに初めてみると良いのでは？

　ちなみに弊社では、最初の研修で「国語ドリル」とか「読解力ドリル」から初めています

なぜなら、伝えたことが伝えたとおりに伝わらないと、どれだけ研修を掛けてもお互い遠回りになってしまうからですね

　そして、読解力が高まってきたら、そこからは最強のコスパを誇る読書をひたすら積み重ねます

そうすることで、今まで知らなかった世界や異なる考え方に触れるだけでなく、知識をより深めてくれますので、自らの成長が加速をします

　結局は　やるか　やらないか

  上記を習慣にして自然とやり続けていれば、数年経った時には、かなりの差になっていますよね

　自らの能力を高めていけば、選択肢も広がり、辞めたいと思ったことを辞めることが出来ますが、能力を高めなければ選択肢もなく、やりたく無いことをやり続ける人生を送る確率が上がりますので、豊かな人生を送る為にも大切なことではないでしょうか？

としお

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