第13回米国歯科大学同窓会(JSAPD)公開セミナー - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

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第13回米国歯科大学同窓会(JSAPD)公開セミナー

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歯列矯正の学会・講演のご報告
2009年1月11日、第13回米国歯科大学同窓会(JSAPD)公開セミナーが、東京(代官山)で開催されました。
米国歯科大学同窓会(JSAPD)は米国を主体とし、その他ヨーロッパ、オーストラリアの歯科大学大学院を終了し、専門医のcertificateあるいは学位を取得した歯科医師のグループで、年1回1月第二日曜には一般公開セミナーを開催しています。

今回のテーマは“各歯科分野からみた顎位”という、まさに歯科医療の根幹問題を論ずる大変興味深いセミナーとなりました。
まず、矯正歯科の立場から加治 彰彦 先生(スウェーデン王立イエテボリ大学院、矯正科卒)が“咬合治療と顎関節の文献考察”の演題で講演されました。
演者は“咬合因子はTMDの原因か?”等の問題提起をし、米国やスウェーデンでの研究結果を分析・検討すると同時に、メタ分析等の科学的分析方法についても詳しく説明しました。
田中 久敏 先生(オハイオ州立大学卒、補綴学)は総義歯の観点から、下顎医の重要性について講演されました。
正司 喜信 先生(シドニー大学卒、口腔顔面痛)は、顔面の疼痛を歯原性、頭蓋内外、筋、関節、神経、血管および心因性の問題に分類し、その治療のためには、包括的な診断と治療が必要であることを、実例を示して解説されました。
岡崎 恵一郎 先生(オレゴンヘルスサイエンシズ大学卒、矯正科)は顎運動の定量化をどうやっていくか、そして矯正臨床にどう生かしていくかについて講演されました。
最後のJSAPD会長、池田 和巳 先生(ペンシルベニア大学卒、矯正学)は矯正治療における顎位の重要性について述べました。 下顎位および関節頭の適正な位置をまず求めて、そこから矯正治療を始めるべきであり、そのためにスプリントを十分に活用する必要があると、実例を示しながら講演されました。

この公開セミナーは、歯科の各専門分野の先生が、歯科の最も基本的な問題である下顎位について議論した、画期的で意義深いものとなりました。


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