他のアレルギーを併せ持つかたにとっては酷な季節です。(私を含め)
目・鼻・ノドだけでなく、乾燥肌に杉アレルがつくと赤くなり痒みを伴うので、お子さんやお年寄りの方は特に注意が必要ですね。
最近の住宅は「高気密・高断熱」方式が主流になりつつあり、「24時間機械換気」を使用する住戸が増えました。
機械給気+機械排気(第一種換気)
自然給気+機械排気(第三種換気)
自然給気のフィルターもこの時期は花粉で黄色くなるので花粉症の方は外に出たくなくなりますね。。
しかし機械換気を導入している住宅より在来工法の既存住宅にお住まいの方の率が圧倒的に多いので、注意点をいくつかご紹介いたします。
1.トイレ・洗面所・風呂の排気ファンを日中まわし放しにしていると窓を閉めていてもスキマから花粉が入ってくるので、必要最小限に使用をとどめ花粉飛散の少ない夜間に換気を十分行いましょう。
(石油ヒーターなど使用されている場合は換気は必要になるので注意)
2.玄関先で衣服をはたき、室内への侵入を少なくしましょう。(洗濯物も同様)
花粉対策スプレーを吹きかけるのも効果絶大です。
3.就寝時の鼻づまり・咳こみが寝不足をまねくので、寝室に空気清浄機を配備する。(かなり効果ありますが多少うるさいかも・・感想)
苦しさを感じなければ一日中マスクしているのが最高の防御かもしれませんね。。
花粉症のみなさん、何とか今年も乗り切りましょう!
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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