家族論/犬のしつけの本に学ぶ“家族”の本質 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

野平 史彦
株式会社野平都市建築研究所 代表取締役
千葉県
建築家
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家族論/犬のしつけの本に学ぶ“家族”の本質

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野平史彦の言いたい放題”家族論” 家族とは何なのか?
03−1:犬のしつけの本に学ぶ“家族”の本質

自邸を建てた時、家族との約束で犬を飼った。
犬種は一家の主である僕に任されたので、ボーダーコリーという犬を選んだ。
イギリス産の牧羊犬で、犬の中では最も賢い犬種と言われるが、
反面、オオカミの血を最も受け継いだ犬種とも言われる。
中型犬だから、一応、しつけが必要だと思い、犬のしつけの本を買った。
これを見て、僕はこれが人間のしつけの本なら名著ではないかと感心した。

犬は明確な上下関係の中で生きる動物だから、
家族の中での自分の位置づけを決めてやらなければいけないという。
甘やかせてしまうと、犬は自分がリーダーだと勘違いして、人の言う事を聞かなくなるのだ。
群れで狩りをするオオカミは正にトップであるリーダーの元にそれぞれの役割を与えられて行動する極めて組織化されたひとつの社会を持った動物である。
それは勿論、生存のための本能なのかもしれないが、
考えてみれば、人間もつい最近まで封建制度とか、家父長制度と呼ばれた同様な社会に生きていたのである。

封建制が解体し、国民一人一人の人権が守られるより自由な社会が実現した、と言われるが、実は封建的である事の方が、どちらかと言えば動物としての本性に合っているのではないか、と犬のしつけの本を読みながら、ふっとそう思ってしまった。
“家族”というのは、実は、封建的であることによって成り立っていたものではないか、と。

ちなみに、うちの犬にとっての我が家の序列はこうだ。
1番:主人である僕、2番:妻、3番:次男、4番:犬、5番:長男
(長男はいつも犬にいたずらをするので最下位に置かれている。)


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