しかし、
はたして本当に、ネット上の動画を見て商品購入に至るのでしょうか。
楽天の販売動画TVも、開始より5年が経ちますが、未だ話題にも上らず。実際に、映像の質は・・・
映像制作は、費用をかけただけ質の良いものとなりますが、正直、制作費(機材費も含む)は天井知らずです。費用をかければ質がよくなりますが、果たして、制作費を高くしたからといって、どれだけ売上に貢献できるのか。高い制作費で作っても、1年程度で情報が古くなり使えなくなるのが事実です。
しかし、ネットのブロードバンド環境は有効に活用したい。
では、どのような活用法があるのか?
当面の対処法として、
静止画を組み合わせたスライドショー的に訴求を見せる
ことをオススメします。
スチール撮影であれば、費用も抑えられ、かつ静止画であれば質の良い素材が集まりやすいので、その静止画の組み合わせで、動画的に見せていく。
静止画を使った動画的訴求の有効活用として、商品購入を目的とした内容ではなく、
30〜60秒でまとめた、商品ブランド訴求・企業ブランド訴求・ストーリー等を中心とした見せ方が最も効果を発揮します。
ぜひ、試してみましょう。
このコラムの執筆専門家
- 赤坂 卓哉
- (クリエイティブディレクター)
- エーエムジェー株式会社 代表取締役
通販広告・店販広告を全面的にサポート
TV・ラジオにて累計2000回以上の通販番組を担当。通販において豊富な知識と実績を有する。通販や店販に欠かせない「薬事法」や「景品表示法」に深く精通しており、法律を守りながら広告として成立つ「シズル感のある広告表現」を得意としている。
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