- 岡崎 謙二
- 株式会社FPコンサルティング 代表取締役
- 大阪府
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
米ドルや豪ドルなど外貨建ての保険販売への苦情が増えています。2017年度の苦情受付件数は2000件超で、過去5年間で3.3倍にも膨らんでいます、苦情の内容で最も多いのが、「説明不十分」。「元本割れするとは聞いていない」「為替リスクについて十分な説明を受けていない」といった類いのものです。
「銀行信用して・・・」と顧客は言いますが、その裏で10%近い販売手数料が銀行に転がり込んでくるのです。
銀行窓口では利回りや投資リスクはさておき、高齢者をターゲットにして「預金を保険に振り替えれば節税につながる」などと相続対策を前面に出しながら、一時払いの外貨建て保険を強烈に売り込んでいるのです。銀行窓販における苦情の約7割が、60歳以上の顧客ということからも、その様子がうかがい知れますね。
「銀行信用して・・・」と顧客は言いますが、その裏で10%近い販売手数料が銀行に転がり込んでくるのです。
銀行窓口では利回りや投資リスクはさておき、高齢者をターゲットにして「預金を保険に振り替えれば節税につながる」などと相続対策を前面に出しながら、一時払いの外貨建て保険を強烈に売り込んでいるのです。銀行窓販における苦情の約7割が、60歳以上の顧客ということからも、その様子がうかがい知れますね。
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