ストレス対処の3つのRと言えば、リラックス、リラクセーション、リクリエーションですが、ストレスに強くなる、つまりストレス耐性を上げるために必要なのは3つのCです。
3つのCとは、コグニション(cognition 認知)、コミュニケーション、コントロール(自己制御)です。
1つめの認知とは、考え方のこと。認知療法や認知行動療法では、うつになりやすい考え方のくせとして、うつになった人を調べて共通していた特徴的な考え方を10にまとめ、これを修正することでうつの回復や改善、予防します。
たとえば、完璧主義の人にありがちな100-0思考や、べき思考、ネガティブ思考、激しい思いこみなどです。これらは練習をくり返すことで修正できます。もし興味のある方は、ぜひカウンセリングをお試しください。
2つめのコミュニケーションは言わずもがなですよね。誤解されにくいコミュニケーションスキルを身につけることで、人間関係の質は格段に上がります。ストレスのほとんどは人間関係が原因だとも言われていますから、コミュニケーションスキル対策がストレス耐性向上に直結するのは明らかです。
3つめのコントロールは、1と2にも関連しますが、ざっくり言えば、衝動をおさえ、冷静にTPOに応じて対処するということです。たとえば、以前、『ストレス耐性をあげる感情のコントロール術』という記事を書いたように、感情のコントロールをしたり、適切な判断をしたり、社交をしたりということです。
コミュニケーションスキルと感情のコントロールは、私のカウンセリングの中核でもあります。いずれも練習すればするほど上手になって、ストレスが減り、その分自信がついて自由になれます。
新年の新しいチャレンジ、私も全力で応援します!
ぜひ勇気を出して一歩踏み出しましょう!
このコラムの執筆専門家
- 藤井 雅子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- メンタルエステ ココロの部屋
カウンセリングはココロのエステ
自分を好きになれない、自信がない、思ったことを上手に表現できない、人目が気になって仕方ない、不安やイライラで毎日が楽しくない、甘え下手・・でもどうしていいかわからない、そんな悩める女性たちを心から応援します。ぜひ一度ご相談ください。