おはようございます、今日までお休みだという方も多いかと。
お正月も終わりですねぇ・・・
資金繰りについてお話をしています。
手形取引に巻き込まれることのデメリットについてお話をしました。
もう一つ、手形には明確なデメリットがあります。
それは手形には印紙を貼らなければならない、という点です。
昨日振れた手形のデメリットは手形を受け取る側、つまり売上をあげた側の話でした。
印紙の話は手形を振り出す側、つまり仕入側の話です。
特に大手企業の場合、取引先の数は膨大です。
仮にその取引先すべてに手形で決済をしたら、どんなことになるでしょうか?
手形一枚ずつの印紙はそれほど大きな金額ではありません。
しかし、ともかく数が多いので、すべて合わせると結構な金額になってしまうそうです。
そんなわけで、手形という仕組みは売上側にも仕入側にもデメリットがある、ということが認識されてきました。
業種の変遷も影響はあるかと思いますが、そのデメリットゆえ手形の発行数は減っているようです。
(小売業やサービス業では手形はあまり使われません)
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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