中にはそこで、こんな説明を受けた方もいたりします。
「年齢的に腰痛はしょうがないですね」
「歳相応に症状とうまく付き合っていくしかないね」
なんとなく納得してしまいがちですが、腰痛と年齢が比例していると言うデータは実はありません。
むしろ比例していないデータが出ています。
上の図に表したのが、そのデータですが、「山口義臣&山本三希雄:整形外科MOOK,1979」によると、腰痛患者の多くは20代〜40代で、その後、年齢が高くなるにつれて低下しているのです。
10代と20代の患者数の差から考えて、成長過程で腰痛が起こると考えるのも矛盾がありますし、歳のせいで腰痛になると言う説明もまったく根拠がありません。
そんな説明を受けた方いませんか?
そんな説明をする先生は、腰痛の素人と言わざる負えないかもしれません。
皆さん、「腰痛は歳のせい」だと、勘違いしないでくださいね。
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
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「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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