ラグビー粘り腰 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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ラグビー粘り腰



環の小坂です。
今日秩父宮ラグビー場にラグビー・トップリーグの第13節(最終節)2試合観戦に行ってきました。

過去に大学ラグビーや日本選手権1回戦などは観戦していましたが、
トップ・リーグ観戦は始めてでした。

そこで感じたのは
・勝負は最後までわからない。
・勝利への執念。
・チームプレー・基礎スキルの大切さです。

NECグリーンロケッツ VS 福岡サニックスブルース


今年のトップリーグは最終節までマイクロソフトカップ進出最後のチーム(4位)、
日本選手権進出最後の2チーム(5位・6位)が決まっていませんでした。
また自動降格(13位・14位)、入れ替え戦(11位・12位)も決まっていなく、
すぐ始まりマイクロカップ、その後の日本選手権も控えており、
盛り上がっています。

第1試合目はバックスタンドは早いうちからかなりいっぱい、
メインスタンドも指定席などに空席が目立ち、3割程度、
両サイドはぱらぱらという感じで、1万人はいないかなと思っていましたが、
公式発表によると9255人だそうです。

先制したのは福岡でNECが逆転、また福岡が逆転という感じで試合が続き、
前半は18-17で福岡リードで終了。6回の逆転劇でした。
後半は福岡が連続トライでリードを広げ、その後NECが連続トライで迫り、
後半39分にPGで逆転。32-30でNECの勝利という劇的な幕切れでした。

NECはこの勝利で7位から5位に浮上し、日本選手権出場切符をゲット。
福岡は結果的には勝っても11位(入れ替え戦)のままでしたが、
望みをつなぎ最後まで熱戦で、順位差を感じないいい試合でした。
特に東京開催で、応援団はNEC一色の中でよくがんばったと思います。

でもNECの最後の10分(トライ・ゴールとPGで10点とり逆転)は非常に見ごたえがあり、
「勝負は最後までわからない」
ということを強く感じます。

また、大学ラグビーなどと比べるとミスは少なく、
それでもミスで攻撃の機会を逃すこともあったため、
基礎的なスキルの備わったチームが強いスポーツではないかと
改めて実感です。

東芝ブレイブルーパス VS 三洋電機ワイルドナイツ


首位攻防戦です。
第1試合目の終わりごろから増えてきた観客は
その後も増え、メインスタンドも半分以上埋まりました。
私の周囲もNEC一色から今度は東芝一色に変わりました。
公式記録によると12456人の入場者数だったそうです。

さすが首位決戦だけあり、第1試合目よりもスピード・アイディア・スキルの
高さは目立ち、ミスも減っています。

ただ、攻撃的であるはずの三洋電機が全然攻めれず、
北川のトライ以外はいいところなく、前半東芝に主導権を握られ、
らしくないミスも時々ありました。
T・ブラウンなど主力の欠場が響いたのかもしれません。
PGで三洋電機が先制しましたが、その後4連続トライなどで東芝逆転。
33-8という予想外の大差で前半東芝リード。

デイヴィット・ヒルやベイツの力強いプレーが印象的です。

後半になっても東芝の勢いが続きます。

東芝が1位になるにはトライを5つ以上、8点差以上での勝利、
三洋電機を4トライ以下に抑えるなど実力伯仲の対戦では厳しいのでは
と思っていましたが、それを覆す62-13という完勝。
トライも実に9個も決めています。

最後の最後での勝利で共に12勝1敗ながら勝ち点差1で東芝が1位になっています。

昨年からリーグ戦無敗の25連勝で途切れた三洋電機も
マイクロソフトカップで是非リベンジ期待しています。

企業スポーツ撤退のニュースが多い中、
ラグビーなどのスポーツは繁栄にも関わるものですので、
Jリーグが出来てサッカーが大きく成長したように
ラグビーにも期待しています。