とりわけ、関係する団体の賀詞交歓会は、1月4週目になっても設定されていることがあり、この時期にまだおめでとうかな? と思わないでもないけれども、皆さんに合わせて、「おめでとうございます。本年もよろしくお願いします」と、挨拶をします。
さて、わたくしの中で大きな疑問は、これら賀詞交換で挨拶をされるかたの言葉の選び方です。
来賓の挨拶をされる方の終わりは、大方、「おめでとうございました」で締められることに対しての疑問です。
来賓挨拶は、通常、その会の始まりに行われ、まだ、これから祝宴は続くわけです。
そのスピーチの最後は、やはり「おめでとうございます」と、現在形でよいのではないか?と思うのです。
海外の方のスピーチが、「Thank You」で終わられることが多いように、「(本日は)おめでとうございます。ありがとうございました」で、終えられたほうが、違和感がないのではないのかなぁ?・・と思いました。
人から聴く話は、終わりの部分が、人の記憶と心に残るものだけに、言葉の選び方に配慮が必要なんだと、改めて感じました。
このコラムの執筆専門家
- 竹内 和美
- (研修講師)
- 株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
実践型研修で、結果が即・行動に現れます
ビジネススキルに不可欠なコミュニケーション力。ますます重要な「聴く力」「話す力」「論理的に考える力」を高める研修はじめ、企業研修の内製化のコンサルティング、人事政策のアドバイスなど、人事に関する総合的なご支援をしています。
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