おはようございます、今日はパラシュートの日です。
初降下が1797年ということなので、結構歴史は古いのですね。
生活費と事業の関わりについてお話をしています。
現金収支を改善するためには、やっぱり利益が必要であると確認をしました。
実務的な利益と現金収支の調整について考えてみます。
実際にはたくさんの調整項目がありますが、ここでは3つの論点だけに絞ります。
・収益 ー 費用 = 利益
ここで注目は費用です。
費用の中には「支出を伴わない費用」があり、その代表例が減価償却費です。
つまり、減価償却費の計上分だけ、利益の数字よりも現金収支はプラスであることを意味します。
・利益 + 減価償却費 ー (借入元本の返済 + 税金) = 現金収支
次に「費用にならない支出」です。
その代表例は借入元本の返済です。
これは借りたお金を返しているだけですから、当然に費用とはなりません。
そして利益に対して課される税金も、中々費用としては考えづらいことになります。
私が税理士としてお客様にお話をする際には、更に話を簡単にして
「最低でも借金を返して税金をきちんと払えるくらいの利益は必要ですよ!」
とお伝えするようにしています。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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